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乗鞍岳でプチ登山(4)

頂上直前。
中学校の遠足登山をぬかして、ようやく先頭に立った!
・・・と思ったら、まだもう一団体、何百人も前にいた。
ずーっと渋滞しとる。

ちょっと怖い

登山道はのぼるにつれて狭くなっていく。
危なくて、もう抜かせない。

馬の背

馬の背みたいな尾根をこえると、頂上はもう目の前だ。
やったー!
とうとう頂上だー!

ってワクワクしているのに、また渋滞。
全く進まない。
高速道路の事故渋滞なみ。
なんなんコレ!?
と、首をのばして見てみたら。
中学生が班ごとに記念写真を撮るとかで、ごちゃごちゃやっていた。
 「おまえ真ん中な」
 「いややっぱ班長がセンターだろ」
 「班長とか写真にカンケーないし」

なにやっとるねん!!!!

と、怒鳴ろうかと思ったが、なんか可愛いので許した。

子供たちが写真を撮り終えるのをのんびり待っていたら、大きな山がぽっかりと浮かんでいるのが見えた。
中学生を引率していたガイドさんが、あれは御嶽山だと教えてくれた。

浮かぶ御嶽

そのガイドさんは、中学生が写真を撮ってる後ろに頂上にのぼる道があるの教えてくれた。

子ども達をかきわけて、さいごの岩を登りきると。

とうとう、頂上にでた。

山頂

| 長野県(松本・安曇野・乗鞍岳) | 10:33 | comments:2 | TOP↑

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乗鞍岳プチ登山(3)

たった2時間で剣ヶ峰まで登って下ってバスに乗る。
「時間と闘う登山」が始まった。
すべては松本でワサビを買うために!

そんな私の前に立ちはだかったのが、青いジャージの中学生軍団。

なにしろ団体だから。
遠足だから。
すっごくゆっくり登っていく。
そりゃ、ゆっくり登るのは登山の基本かもしれない。
だけど人数多すぎて。
渋滞ばっかり。
止まってばっかり。
進まないのなんのって。

すれ違えない

ときどき指導の先生が
 「おーい、後ろから登る人いるから道あけろー」
と整列させてくれるので、そのときに一気に抜かしていく。


浮石注意
(この道をのぼる)

だけどやっぱり登山道。
抜かすの危ないし。
道が細すぎて追い越し禁止なところも多い。
一歩まちがえたら、大惨事だ。

下みたら怖い
(下みたら怖かった)

私はほどんど感じなかったんだけど、やっぱり空気が薄いらしい。
若い中学生でも途中でへたばって進めなくなる子がいた。
中年の先生なんて大変だ。
ぜいぜい、ぜいぜい、息をきらせながら登って行く。
教師ってほんと大変なお仕事だなー。

私は歩けなくなってる子を抜かし、
ぜいぜいいってる先生を抜かし、
となりのトトロの裏設定について語り合ってる女子を抜かし
わいわいとアホやってる男子を抜かし、
危なくない限りどんどん抜かしながら進んでいった。

振り返ると、なかなかの景色。

たどって来た道

頂上まで、あともう少し。



| 長野県(松本・安曇野・乗鞍岳) | 15:01 | comments:0 | TOP↑

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乗鞍岳プチ登山(2)

本当は、畳平まで来れただけで大満足だった。
あとはちょろっと高山植物でも眺めたら帰ろうって思ってた。
とくに登山に興味があるわけでもないし。

魔王岳

なのに。

青いジャージの中学生が、行列をつくって剣ヶ峰のほうへ登って行くのが見えた。
見てしまった。
そのとたん。
気持ちが変わった。

剣ヶ峰って遠足で登れる山なのか!
そんな山を登らずに帰るなんて、もったいない!
中学生に負けてられへん!
若者に負けてられへん!
おばちゃんかて、まだまだ若いんやから!

そんなわけで私も登りだした。
剣ヶ峰を目指して。

のぼり始めた


畳平からしばらくは、よく整備された道が続く。

青い池に見とれたり。
高山植物を眺めたり。
残雪でスキーができる大雪渓を見下ろしたり。
なかなかのんびりと歩ける道だ。

大雪渓
(これは下から見上げた大雪渓)


やがて、剣ヶ峰の入り口に到着する。

剣ヶ峰いりぐち

ここで私は気がついた。
あんまり時間がないことに。

今日はなんとしても、夕方には松本に戻らなければならない。
昨日買えなかった「大王わさび農場」のワサビを買うためだ。
これは譲れない。
松本駅前店の閉店は午後6時。
6時までには、なんとしてでも松本駅に戻らないといけない!

松本までは3時間かかって・・・
バスの乗継ぎを考えると・・・
残された時間は・・・

やばい!
あと2時間しかない!

剣ヶ峰は、「片道1時間半」とされているんだけれども。
私はなんとかワサビに間に合わせるべくダッシュで登り始めた。

しかし!

私の前に大きな壁が立ちはだかったのであった!

それは!

大渋滞!!!

・・・あと2時間で帰れるのか?

(次回へつづく)

| 長野県(松本・安曇野・乗鞍岳) | 16:47 | comments:0 | TOP↑

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乗鞍岳プチ登山(1)

分かってたけど、今は梅雨。
私は梅雨の終わりにうまれた超雨女。
世界中で雨に降られてきた。
だから、山に登ることはハナから諦めていた。
雨の上高地なんかつまんないよって言われてた。

なのに、起きてみたら。
太陽がでてた。
松本城が朝日に輝いていた。

松本城
(松本城)

 「うおおおお!
  晴れたあああああ!」

下がりきっていたテンションが驚異のV字回復。
走って電車に飛び乗った。

電車がもえてる
(松本電鉄のキャラ)

電車とバスを乗り継いでいく。
都会から田舎へ。
田舎から高原へ。

バスチケットを買うときに
 『現在の山頂の天気 晴れ』
という表示をみてさらにテンションが上がる。
山頂行き1枚ください!

新しましま

乗鞍岳は、山頂までバスで登ることができる、嬉しい山だ。
トレッキングシューズにストック持ったおじいちゃんおばあちゃんで満員のバス。
軽装の私は完全に浮いていた。

バスの車窓から ダム
(安曇野の3大ダムのどれか)

満員のバスは急激な登り坂をがんがん登っていく。
つづら折れの道をまがるたびに標高がぐんと上がる。
耳がツンと詰まる感じ。
のぼっていく。
のぼっていく。
バスが、天につづく道をのぼっていく。

バスの車窓から

乗鞍高原からバスで40分。
松本駅を出てからほぼ3時間後。
乗鞍岳山頂、畳平に着いた。
標高2702m。
気温7℃。
バスから降りた瞬間に誰もが
 「さむっ!」
と声をあげた。

畳平

畳平は、青空のなかにぽっかり浮いた平地だ。
お土産屋さんやレストランのある完全な観光地で、バスがずらりと並んでる。

まわりを囲む峰々はどれも涼しげな雪をのこして、登山者を誘っているみたいに見えた。
私もさっそく手近な峰に登ってみた。
10分で登れる魔王岳。
きもちいい!

槍はどこだ

魔王岳のてっぺんから、反対側の登山道が見えた。
青いジャージの中学生がぞろぞろと列をなしている。
遠足で来たんだろう。
あっちの道は・・・剣ヶ峰だ。
遠足で剣が峰に登るらしい。

私も負けていられないと思った。

| 長野県(松本・安曇野・乗鞍岳) | 00:20 | comments:2 | TOP↑

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雨に沈む安曇野

おいしいワサビが食べたい。
おいしいそばが食べたい。

それだけの理由でバスに乗り。
長野県は松本にやってきた。

まっさきに目指すのは、安曇野「大王わさび農場」だ。

わさび農場

アルプスの雪どけ水が清流となってわさびを育てる。

わさび

しかし!
見学よりもお土産よりも!
まずはレストランに直行だ!

わさびとそば!
わさびとそば!

朝からなんにも食べてない。
ほんとにお腹ぺこぺこだ。

わさびとそば!
わさびとそば!
わさびと・・・

 『本日の営業は終了しました』

レストラン、2時半までだった。
ちょっと泣いた。

仕方がないので、わさびコロッケバーガーと

わさびコロッケバーガー


わさびソフトクリームで

わさびソフト

胃袋をごまかしておいた。
おいしかったけど、辛くなかった。
そばの口になってたから、なんか違った。

せめて生わさびを買おうとしたけど、持ち歩いたら傷むかも。
松本駅前に支店があるから帰り際に買おう。
そういうわけで、わさびもそばも、目的はなにひとつ果たせないまま、わさび農場をあとにした。

水車

雨が降っていた。
日本アルプスの峰々も雨雲に沈んでいる。
今の私の気分みたい。

気分なおしに温泉にいく。
地元のおばちゃんが教えてくれた、「ファインビュー室山」。

ファインビュー

心なしか天気もよくなってきたみたい。
景色のいい露天風呂で元気をとりもどした。

さあ!
今度こそ!
そばを食べるのだ!

これも地元のおばちゃんの情報で、穂高の有名なそば屋を目指すことにした。

わさびとそば!
わさびとそば!
わさびと・・・

 『定休日』

えっ・・・。

でも周辺にはおそば屋さんがいっぱいある。
次の候補にも行ってみた。

 『準備中』

えっ・・・?

じゃ、じゃあ、もうどこでもいいから、次に見つけたおそば屋さんに入ろう。

 『本日終了』
 『閉店』
 『準備中』

えっ・・・?

私、やらかした?

一帯のお店がことごとく閉まってた。
ことごとく月曜定休だったのか、6時で店じまいだったのか、その両方なのか。

テンションだだ下がりで松本に戻った。
宿の近所のお店が開いてなかったら、ほんとに泣いちゃってたかもしれない。
おいしかった。

そば

久しぶりの一人旅は、ちょっと悲しい感じで1日目を終えた。

だけどメインは2日目だ!

| 長野県(松本・安曇野・乗鞍岳) | 21:55 | comments:2 | TOP↑

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