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乗鞍岳プチ登山(1)

分かってたけど、今は梅雨。
私は梅雨の終わりにうまれた超雨女。
世界中で雨に降られてきた。
だから、山に登ることはハナから諦めていた。
雨の上高地なんかつまんないよって言われてた。

なのに、起きてみたら。
太陽がでてた。
松本城が朝日に輝いていた。

松本城
(松本城)

 「うおおおお!
  晴れたあああああ!」

下がりきっていたテンションが驚異のV字回復。
走って電車に飛び乗った。

電車がもえてる
(松本電鉄のキャラ)

電車とバスを乗り継いでいく。
都会から田舎へ。
田舎から高原へ。

バスチケットを買うときに
 『現在の山頂の天気 晴れ』
という表示をみてさらにテンションが上がる。
山頂行き1枚ください!

新しましま

乗鞍岳は、山頂までバスで登ることができる、嬉しい山だ。
トレッキングシューズにストック持ったおじいちゃんおばあちゃんで満員のバス。
軽装の私は完全に浮いていた。

バスの車窓から ダム
(安曇野の3大ダムのどれか)

満員のバスは急激な登り坂をがんがん登っていく。
つづら折れの道をまがるたびに標高がぐんと上がる。
耳がツンと詰まる感じ。
のぼっていく。
のぼっていく。
バスが、天につづく道をのぼっていく。

バスの車窓から

乗鞍高原からバスで40分。
松本駅を出てからほぼ3時間後。
乗鞍岳山頂、畳平に着いた。
標高2702m。
気温7℃。
バスから降りた瞬間に誰もが
 「さむっ!」
と声をあげた。

畳平

畳平は、青空のなかにぽっかり浮いた平地だ。
お土産屋さんやレストランのある完全な観光地で、バスがずらりと並んでる。

まわりを囲む峰々はどれも涼しげな雪をのこして、登山者を誘っているみたいに見えた。
私もさっそく手近な峰に登ってみた。
10分で登れる魔王岳。
きもちいい!

槍はどこだ

魔王岳のてっぺんから、反対側の登山道が見えた。
青いジャージの中学生がぞろぞろと列をなしている。
遠足で来たんだろう。
あっちの道は・・・剣ヶ峰だ。
遠足で剣が峰に登るらしい。

私も負けていられないと思った。

| 長野県(松本・安曇野・乗鞍岳) | 00:20 | comments:2 | TOP↑

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雨に沈む安曇野

おいしいワサビが食べたい。
おいしいそばが食べたい。

それだけの理由でバスに乗り。
長野県は松本にやってきた。

まっさきに目指すのは、安曇野「大王わさび農場」だ。

わさび農場

アルプスの雪どけ水が清流となってわさびを育てる。

わさび

しかし!
見学よりもお土産よりも!
まずはレストランに直行だ!

わさびとそば!
わさびとそば!

朝からなんにも食べてない。
ほんとにお腹ぺこぺこだ。

わさびとそば!
わさびとそば!
わさびと・・・

 『本日の営業は終了しました』

レストラン、2時半までだった。
ちょっと泣いた。

仕方がないので、わさびコロッケバーガーと

わさびコロッケバーガー


わさびソフトクリームで

わさびソフト

胃袋をごまかしておいた。
おいしかったけど、辛くなかった。
そばの口になってたから、なんか違った。

せめて生わさびを買おうとしたけど、持ち歩いたら傷むかも。
松本駅前に支店があるから帰り際に買おう。
そういうわけで、わさびもそばも、目的はなにひとつ果たせないまま、わさび農場をあとにした。

水車

雨が降っていた。
日本アルプスの峰々も雨雲に沈んでいる。
今の私の気分みたい。

気分なおしに温泉にいく。
地元のおばちゃんが教えてくれた、「ファインビュー室山」。

ファインビュー

心なしか天気もよくなってきたみたい。
景色のいい露天風呂で元気をとりもどした。

さあ!
今度こそ!
そばを食べるのだ!

これも地元のおばちゃんの情報で、穂高の有名なそば屋を目指すことにした。

わさびとそば!
わさびとそば!
わさびと・・・

 『定休日』

えっ・・・。

でも周辺にはおそば屋さんがいっぱいある。
次の候補にも行ってみた。

 『準備中』

えっ・・・?

じゃ、じゃあ、もうどこでもいいから、次に見つけたおそば屋さんに入ろう。

 『本日終了』
 『閉店』
 『準備中』

えっ・・・?

私、やらかした?

一帯のお店がことごとく閉まってた。
ことごとく月曜定休だったのか、6時で店じまいだったのか、その両方なのか。

テンションだだ下がりで松本に戻った。
宿の近所のお店が開いてなかったら、ほんとに泣いちゃってたかもしれない。
おいしかった。

そば

久しぶりの一人旅は、ちょっと悲しい感じで1日目を終えた。

だけどメインは2日目だ!

| 長野県(松本・安曇野・乗鞍岳) | 21:55 | comments:2 | TOP↑

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弾丸!萩と秋芳洞の旅(5) キャプテン in 山口県

今回の旅ももちろんキャプテンが一緒でした。

キャプテンin松下村塾
(暑さにへばりながらたどり着いた松下村塾)


高杉晋作だっけ?
(銅像をみると一緒に記念撮影したがるキャプテン。
これは高杉晋作君かな?)


岩登り
(なぜ登るのか?それは、そこに岩があるから、だ・・・)


キャプテン秋吉台
(秋吉台を満喫する二人)

| 弾丸・山口県 | 18:56 | comments:0 | TOP↑

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弾丸!萩と秋芳洞の旅(4)

秋吉台の明るい野原から少し下ると、そっけない建物に行きつく。
洞窟へおりるエレベーターだ。
係りのおじちゃんが
 「中は涼しいよ! 17℃!」
と教えてくれた。

ひとりで切符を買い、ひとりでエレベーターに乗る。
一人旅なのだから当たり前。
だけど・・・。
エレベーターの扉がひらき秋芳洞に降り立った瞬間、ひとりで来たことを後悔した。
あまりにも真っ暗だったから。
 「なんだココ!」
思わず独り言がでた。
完全なる異空間だったから。
暗くて寒くて誰もいない。
なんの音もない。
まるで宇宙空間みたいに。
もしくは『ハリー・ポッター』の宿敵ヴォルデモートが出てくる場面みたいに。
こんな所、ひとりで歩くには怖すぎる!

でもすぐに目がなれて、ひんやりした岩肌に囲まれていることがわかった。
灯りもぽつぽつ点っている。
じきに人の声が聞こえてきた。
反対方向からやってくる観光客だった。
少し心細かったから、親子連れのあとについて歩いた。

syuuhoudou2.jpg




syuuhoudou1.jpg

洞窟ぱむっかれ

秋芳洞はすごく不思議なところだった。
あんなにも明るくて広い台地の下に、こんなにも広いミステリアスな世界が広がっているなんて。

外に出たときは、ちょっと、ほっとした。

syuuhoudou4.jpg

| 弾丸・山口県 | 22:13 | comments:0 | TOP↑

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弾丸!萩と秋芳洞の旅(3) 秋吉台の空

萩の町から秋芳洞いきバスに乗る。
乗客は私ひとり。
運転手さんがすごく親切に、秋芳洞よりひとつ手前でおりると観光に便利なことを教えてくれた。
バスは赤い瓦の町を抜け田舎道をとおって山道へ入る。
野越え山越え。
1時間。
森にふさがれ鬱蒼としたた視界がパッ!とひらけた。

野原だ。
青空の下、緑の野原がどこまでも広がっている。

秋吉台

青い空と。
緑の大地。
北海道みたい!

って、ごめん、広いのは北海道の専売特許だと思ってたから。
本州にもあるんだなあ、こういう土地が。

秋吉台展望台からの眺め

展望台のそばでバスを降りる。
展望台には団体客がうじゃうじゃいたので、野原を歩くことにした。

 「あらま-歩いていきはるよ、あの人」
 「この暑いのに!」 
 「もの好きやなあ」

背後からおばちゃんたちの呟きが聞こえてきたけど無視。

秋吉台と北海道の景色との一番の違いは起伏が激しいこと。
だだっ広い野原というより、草におおわれた山波なのだ。
よく見ると道がある。

丘をのぼろう

丘をのぼろう。
野道を行こう。
歩いていこう。
自分の足で。

ざわざわと風に揺れる草むら。
まぶしい太陽。
なんだか懐かしい。
ガラパゴスの風景を思い出した。
2年前、南米旅行の最後に歩いたガラパゴスの道
あの頃とはすっかり状況が変わり、私はもう長旅には出られない。
次にパスポートを使うのはいつになることか。
次にあんな旅ができるのは何十年先になることか!
・・・だけど道は途切れていない。
ガラパゴスの道はちゃんとここに通じていた。
私の目の前にずうっとのびて、空までつづいていた。

道は空までつづく

人生いろいろ・・・いろいろあるけど!
私は道を見つけるだろう。
いつかどこかに続く道。
たくさん迷子になりながら。

大きな空

丘の上の木陰でひとやすみすることにした。
リュックを投げ出し、靴も靴下もほっぽりだして、
野原にごろんと横になる。
大丈夫。
みわたす限り誰もいない。
草の海がどこまでも波打っているだけ。

木陰でひとやすみ

大の字に寝転がって目をつぶる。
風が足指あいだを通りぬけていく。
草が青く香っている。
すぐそばの草むらで鳥がさえずっている。
木の葉がさやさや囁いてる。
雲が流れていく。
目をあけると、すぐそこが空だった。
なんて気持ちがいいんだろう。

一本の木

心地よく昼寝しててたらアリにくわれて目が覚めた。
痒い。
 「今、アリにくわれた!」
と妹にLINEで送ったら
 「くわれたら食い返せ!」
とかえってきた。
立ち上がって靴と靴下をはいて、元きた道を歩いて戻ると、団体のおじいちゃんたちが
 「カルスト台地」
がわからなくなって
 「カストル台地」か
 「カストロ台地」か
 「カステラ台地」か
どれが本当かで揉めていた。

| 弾丸・山口県 | 00:24 | comments:0 | TOP↑

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