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干し首の作り方

昨日、上司に
 「来週末って出勤できる?」
と聞かれました。
ハイ出勤します、って即答したら
 「23も24も(夜勤が)あるんだけどいいの?」
わざわざ確認されました。
クリスマス・イヴの夜に仕事したら何か問題あるんですか?

微妙にムカついたので今日はホラーな記事を書きたいと思います。

干し首

南米の博物館がホラーすぎる話は以前にも書いた。
ミイラとか。
ガイコツとか。
死体ばっかり並んでる。

中でも怖いのが『干し首』。
人間の首を斬りおとし、干して小さくしたものだ。
エクアドルのキトには、その作り方を教えてもらえる場所がある。

干し首の作り方1

干し首の作り方・2

パネル展示だけでなく、なんと無料の日本語ガイドさんがいて
手順を詳細に教えてくれた。

≪干し首の作り方≫
・首を切る
・頭の皮をはぐ
・頭蓋骨をとりだす
・血ぬきをする
・50分間、煮つめる
・目と口を縫い合わせる

ぎゃー!
もういいー!

「じゃあ手を握ってグーにして」

うん?
こう?

 「そう、あなたの首を干したら、その大きさになるよ」

ぎゃー!

他の博物館では、干し首は宗教儀式につかわれたと書いてあった。
敵の首を干首(トロフィー)にしていたと。
だがキトのガイドはこう言った。

 「ぼくのおじいさんの時代までは干し首をつくっていた。
  でも戦争のためじゃないし、見せしめとかでは全然ない。
  部族の偉い首長が死んだら、その人を敬うためにつくったんだ。
  目や口を縫い合わせるのは魂にとどまってもらうためだよ」

時代によって目的も変わったのかもしれない。
私たちは干し首なんて恐ろしいと思うし、
人によっては野蛮だと感じるかもしれない。
首狩り族、という蔑称があるように。
だがそれはひとつの文化だった。
犬猫を食べる文化、鯨を食べる文化があるのと同じように。
それを認めるか認めないかはその時代の倫理観・価値観によるのだろう。

この博物館(?)には他にもいろいろジャングルについての展示があった。

ボア

大きな水槽にいる蛇は、ボア。
生きてるボア。
『星の王子様』にでてくる、ボアだ。

水槽の右上、四角いケースに飾られているのは本物の干し首。
といってもこれは人間のじゃない。
と、思う。
ガイド曰く、

 「西洋文明が入ってきて、干し首は禁止されたから、おじいさんの世代は猿で干し首をつくってた。
  本物の人間の干し首は、ヨーロッパの人がお土産に買っていったんだよ」

よその国を踏み荒らし。
征服し。
宗教行事のための干し首を土産に持ち帰る。
・・・野蛮なのは誰だ?

| エクアドル | 11:59 | comments:10 | TOP↑

COMMENT

いろんな意味で

きゃ~っ!!!

いや、なにに驚いたって、そんなところに日本語ガイドが!
なぜそのピンポイント?!
他でも日本語ガイドがあふれているの?!

つか、そのショーケースのボアデカすぎじゃないですか?!
軽く人間の見込まれそうです~

そして、お土産に持ってったブツは一体どうなったんでしょうか?!

| さとうさき | 2011/12/17 12:24 | URL | ≫ EDIT

怖い。怖すぎる・・・・v-40

確かに文化の違いはあるけれど、絵でさえも嫌ですね~
日本にそのような文化があったらどうしようと考えてしまいました^^;

| なごやん | 2011/12/17 12:34 | URL |

首切り文化

なごやんさん、横からですが・・・

日本もある意味首切り文化かも?!
戦国時代、敵の大将の首検分とかあったから
塩漬けぐらいはしてたはず

まぁ、ミイラ(?)にはしてないけど
即身仏とかミイラみたいなもんだし

| さとうさき | 2011/12/17 21:59 | URL | ≫ EDIT

夢にも出てきそうな怖い博物館ですね~。
敬う宗教儀式かぁ・・・日本の切腹なんかもいさぎよいなどと言うけど ホラー的な要素ありですね。
私は以前、イタリアのどこかの施設のチケットの模様に ミイラのような図柄が描かれていて 不思議に思った記憶が。  決してミイラ展示は してないところですよ。

| 霧のまち | 2011/12/17 22:08 | URL | ≫ EDIT

私もイブの夜はお仕事します^^もう確認もされないけどさっ!!!

| ケイコ | 2011/12/18 02:53 | URL |

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| | 2011/12/18 08:49 | |

ゾォーとしますが、12月の恒例行事の忠臣蔵も吉良上野介の首級を
浅野内匠頭の墓に供えての仇の報告や戦争で無差別で多くの人間を
不幸にすることに無感覚になる。
環境によって人間の感性は大きく変わるようですが、少なくとも他
国を侵略し自国の文化の押し付けなど避けたいものです。

| 三田/にしかわ | 2011/12/18 08:53 | URL |

干し首ってまるで干し柿のような・・・
でも全然違ってホラーだわw

上司にムカついたら干し首にしちゃえw

| chloe | 2011/12/18 20:00 | URL | ≫ EDIT

干し首の話はニュージーランドのこんな話もあるらしいです。
http://dongxi.net/b044r/print

一見野蛮に見える儀礼にもその世界の価値観のなかでは
理にかなっているとかそういうことあると思うのですよね。

大英博物館やイギリスの美術館で
日本の展覧会とかでみるのがうっすーく感じるような品と量に圧倒されていたら
イギリス人がぼくらは7つの海を盗んだからね
と言っていました。

| T美 | 2011/12/18 21:19 | URL |

>さとうさきさん
そうなんです、こんな所に日本語ガイドがいたんです!
まだ練習中とのことですが、頑張ってましたよー。
南米には無料ガイドのつく博物館がわりとあるのですが、日本語は珍しかったです。
即身仏って考えてみれば自分でミイラになるんだからものすごい話ですよね…

>なごやんさん
日本にもありましたねー。
意味は違いますが敵の首級をあげてました。
首塚とか首洗い池とかねー。
それを残しておくかどうかの違いですかね。

>霧のまちさん
宗教は必ず生と死に結びついているから、怖いものが多いですよね。
ミイラがないのにミイラの絵のチケット?
昔は展示してあったとかでしょうか…。

>ケイコさん
普通に「祝日だけど大丈夫?」て意味だと思うんですけどね。
サンタと共にお仕事頑張りましょう~

>にしかわさん
一人殺せば犯罪だが百人殺せば英雄って言葉がありますね。
見かけが違い、文化が違えばそれは人間ではない、異教徒だから殺してもいいと思う心があったのでしょうね。今もあるのかな。
異文化を受け入れることが平和の始まりなのかもしれません。

>chloeさん
干し柿も同じ原理ですものね。あれは美味しいけど。
最後の一文にウケました(笑)

>T美さん
イギリスやフランスの博物館は盗品天国なわけですよね。
返還運動が起こるのは当然。
でも、ただ盗んだもの以外にも、自分たちの先祖の遺体をお金で売ったご先祖もいたわけで…。
返還運動が高まれば博物館はつぶれてしまうし、なかなか難しいでしょうね。

| だだ | 2011/12/19 10:32 | URL |















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