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「えっ、ほんとに泊まるの?」と言われたホテルに泊まってみた

昨日のつづき。
強引な客引きを怒鳴りつけ、
荷物をかついで歩きだしたあとのことだ。

そこはザンビアのカピリ・ムボシという村だった。
ガイドブックにも地名くらいしか載っていないし
インターネットにも情報がない。
ほとんどの旅行者は、乗り継ぎをするだけでこの村を通過してしまうからだ。
なんの情報もない村に宿泊するというのは
小心者の私にとっては大きな賭けだった。

ドキドキしながら村を歩いた。
道は泥だらけで、うんこだらけで、蝿だらけだった。
前を行く人の背中にたくさん蝿がとまっていた。
きっと私の背中にもたくさんとまっているのだろう。

カピリムボシ
(by POCKET DIGITAL CAMERA SQ28m )

幸い、宿はすぐに見つかった。
大通り沿いに2軒。
ぼろぼろの安宿が並んでた。

マシそうな方に入る。
フロントには誰もいない。
中庭で数人の男がビリヤードをしていて、宿のスタッフも一緒にゲームをしている。
 「泊まりたいんですけど」
声をかけると
 「ええっ!?」
男たちが全員、いっせいに振り向いた。
何を驚いているんだ?
 「泊まるの?」
 「ほんとに?」
だってここ、宿なんでしょ?
 「そうだけど・・・」
なぜ口ごもる?

部屋に案内されてわかった。
わざわざこの宿に泊まりたいと言う外国人は、あんまり、いないだろう。

カピリの宿

窓もなく、ベッドだけでいっぱいの部屋。
虫だらけで、異臭がする。
破れかぶれの蚊帳。
湿った板切れみたいなベッド。
枕なんて、とてもじゃないが触れない。
トイレは汲み置き式で流れきれない汚物がたまっている。
シャワールームは見ただけで吐きそうだ。

たぶん、今までで一番ひどい宿だったけど
隣りはもっとひどそうだったし
ルサカに帰るのも悔しかったので
その晩は我慢してそこで寝た。
なんか悲しくなってしまった。
ほかの旅人たちがあまり行かないようなところには
やっぱり行くもんじゃないと学んだ。

この宿に泊まったとき、私きっとこの写真みたいな顔してたと思う・・・。

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| ザンビア | 11:52 | comments:3 | TOP↑

COMMENT

やっぱだださん、タフだわ~。
そのタフさと慎重さがあるからアフリカや南米一人旅ができたのね。
でもひどい宿に泊まらなければならない時、そんなところでも耐えられる自分をほめつつ、せつなくなりますよね。
ちょっとわかる気がします。

| lunta | 2011/11/17 16:18 | URL | ≫ EDIT

凄いホテルなんですね~。
エ? 泊まるの?  って・・・。
そんな旅をしてきたからこそ、後になって
何倍も懐かしいし 記憶に残るんですよね。

| 霧のまち | 2011/11/18 10:08 | URL | ≫ EDIT

>luntaさん
いや、タフどころかヘタレですよ。
南米は一人でも快適ですし(笑)
あの時はほかに選択肢がなくて。
反動で、次の町では良い宿に泊まりました。

>霧のまちさん
そうですね~ひどいことほど記憶に残ります。
あんまり良い思い出ではありませんけれど、
「あの時よりマシ!」と耐える時には役立ちますね。

| だだ | 2011/11/18 10:48 | URL |















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