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博物館妄想

 「博物館ってつまんない」
という人は少なくない。
歴史をあまり知らないし
解説が書いてあっても読めないし。
遺跡と違い、
ガラスケースに閉じ込められた遺物って、
知識がなければただのモノ。
・・・「死んでる物」に思える。

私も、そんなには興味ないんだけど。

古代の遺物をみるときは、「作った人」のことを考えてる。
どんな人がこの土器を作ったのだろう、って。

王冠と鼻輪のひと


あたりまえだけど、昔のモノはすべて手作り。
大昔の人が手で土をこね、焼き、絵を描いた。
苦労して苦労して、つくったはずだ。


赤褌土器


この鳥を描いたのは、
おじさんだろうか。
若い人だろうか。
男性だろうか。
女性だろうか。
もしかして子供だったりするのだろうか。


鳥の土器


きれいな色が塗られているが
昔の人だって、時には失敗もしただろう。
 「あっ、はみだした!」
って、あわてて塗りなおしたり。
ごまかしたり。
上司にみつかって怒られたかもしれない。
やり直しを命じられたかもしれない。
また理不尽な命令をされて
 「ちくしょー!」
って暴れたかこともあったかもしれない。
 「俺はこの色でいいと思うんだよ!」
とか。


s_R0014692.jpg


逆に
 「うん、我ながらうまくできた」
と悦に入ったり、
誰かにほめてもらったり
素晴らしいものをつくったということで昇進したり。
家族みんなでそれを喜んだり。
 「この分野に関しては俺の右に出るものはいない」
とプライドをもっていたり。

いろいろな人の手のなかで
いろいろなことが起こったかもしれない。
そんな妄想をするのが好きだ。


s_R0014662.jpg


つくった人は死んでしまった。
みんないなくなってしまった。
ただ土器だけが残された。

それでも博物館の遺物には
何百年も昔の
職人魂のカケラがまだ生きて残っているような気がするのだ。


ヒトの土器
「こっち見てる・・・!」


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次回はコカのお話です・・・。

| ペルー | 10:40 | comments:3 | TOP↑

COMMENT

八雲立つ風土記の丘という博物館に見返りの鹿という鹿ハニワがいるんですけど、機会があれば、ぜひ見に行ってほしいです。工人さんは何を思ってこうしたのだろうと妄想炸裂です。
何がどうなのかは、あらかじめ聞いて行かずに現場で見てみて欲しいのですが。

| T美 | 2011/08/29 18:00 | URL |

ハハハ、疲れているわけじゃなく、超元気です(笑)。
体調もバッチリ。

ですが、あの猫の写真を見た途端に疲れていた
頃を思い出したのは確かです(笑)。 

今日の博物館の記事?には、少しだけ、だださん
との共通点をみつけたように思いました。
私は博物館が大好きです。どこに旅行しようと
(国内ですが)博物館に行きます。
どうして好きなのか?と改めて考えてみたら、そ
こにある物を使った人がいるからだと思いました。
昔の人の写真も好きです。そこにその時、生きていた
人がいるからです。
“やじり”を観て、どんな人が使ったのかなぁなん
て空想する人です。

| ひらの | 2011/08/29 21:24 | URL |

>T美さん
八雲立つ風土記の丘…て松江ですよね!?
先月、素通りしたところです(笑)
姪っ子が一緒だったんで博物館には入れませんでした。
次の折には是非いってみます!

>ひらのさん
お元気でしたか、よかった(笑)
ひらのさんは博物館好きなんですね。
「そこに生きていた人がいる」
ほんとにその通り! いい言葉です。
外国の博物館の解説はたいてい簡潔で伝わりづらいものが多いです。
知識があればもっと具体的にそこに生きていた人たちのことを想像できるのにと残念です。
しかし、矢じりとは渋い。

| だだ | 2011/08/30 13:54 | URL |















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