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一人で入ってはいけない…

みなさんは、博物館が好きですか?
私はけっして嫌いじゃない。
嫌いじゃないが
世の中には
「絶対に一人で行っちゃいけない場所」
があるように
「絶対に一人で行っちゃいけない博物館」
ってのも存在する。
タイのシリラート博物館(死体博物館)などが筆頭だが
今日訪れたのも・・・訪れてしまったのも「一人で入っちゃいけない博物館」ランキングに入れたいところだ。

アルゼンチン・サルタにある考古学博物館。
金属の扉を開けて中に入ると、空気がひんやりと冷たい。
寒いくらいだ。
照明は落とされ、ほとんど真っ暗。
ぼんやりと照らされた展示物をたどっていくと、また扉がある。
その向こうにも扉。
扉をあけるたび気温はだんだんと下がっていく。
最後のとびらを開けると衝立があり
そのむこうに、彼女がいた。
顔をあげて座っていた。
神に命をささげミイラになった、6歳の女の子が。

インカ時代の女の子で
高い山のてっぺん、氷の中に埋められていたおかげできれい保たれているらしい。
ミイラという言葉がそぐわないほどだ。
まるで眠っているみたい。
可愛いとも言える。
あんなに黒くなければ、だけど(死後、雷にうたれたそうです)。
 「こんにちは」
思わず話しかけてしまった。
神に命をささげる役目は名誉とされたらしいけれど、
あなたが死んだとき、お母さんは隠れてたくさん泣いただろう。

少女のミイラがきれいに保たれていればいるほど
・・・なまなましいのだ。
表情が動かないのが不思議なくらい。
暗闇の中。
何百年も前に死んだ女の子と2人きり。
そのうえ雷鳴がとどろいたり
低い声の話し声がきこえたりと
そのへんのお化け屋敷なんかよりよっぽど演出がうまいもんだから
怖くて怖くて
私は博物館をとびだした。

自分ではとても撮れなかった彼女の写真(パンフレットより)

気を紛らわせるために、町中で見かけた彼女をもう1枚


ほんま、博物館にあの演出はいらんと思うわ。

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| アルゼンチン | 06:03 | comments:3 | TOP↑

COMMENT

こわすぎ

こわすぎでしょ。これ。
日本では人体の不思議展が問題になってます。
海外は普通に遺体や骨を展示してますね。
文化の違いかな?
インカの少女もまさか自分がずっと、展示されて
いるなんて思いもよらないでしょうね~。
だださん凄い体験されましたね!

| もんこ | 2011/02/21 10:27 | URL | ≫ EDIT

なんか…ほんとうにいわゆる「ミイラ」っぽいものを想像してたら、そうじゃないんですね。
メキシコのグアナファトにミイラ博物館てのがあるんですが、もちろん本物のミイラだらけなんですが、
あれは気楽に見られたなあ…。表情の有る無しって大きいですね。

タイには死体博物館なんてのがあるんですか。
どんな死体が置いてあるんだろう…。
行ってみたいような、そうでもないような。

| tsuji_ko | 2011/02/21 23:41 | URL | ≫ EDIT

>もんこさん
怖いですよね、やっぱりこの写真(笑)
たぶん何人かでわいわい見てたら平気なんでしょうけど。
必要以上に暗い照明がなんともいえずお化け屋敷っぽいんです。
彼女自身、こんな暗いところにいるのイヤだろな~って思いました。

>tsuji_koさん
メキシコのミイラ博物館は有名ですね。
ミイラの前で子供がピースして写真撮ってるって聞きましたが。
あっけらかんと展示すればかえって怖くないんでしょうね。
タイの死体博物館は内容じたいは人体の不思議展っぽいんですが、「これは死刑囚です」ってことが前面に出されてたりするんです。
メイン展示がロウで固められた連続猟奇殺人犯の死体なわけですから。

| だだ | 2011/02/24 02:45 | URL |















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