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インドで騙された話(2)

レーに行くため、まずバスでシュリナガルへ行くようにすすめられた時。
シュリナガルって聞いたことのない地名だったが
「ダル・レークのあるところだよ」
と言われてそっちの名前に惹かれてしまった。
ダル・レーク!
ものすごく綺麗な湖だと聞いたことがあったから
まあ、いいかなって思ってしまったのかもしれない。

ものすごく説得力がないけど
私はここで声を大にして言いたい。
良い子の旅人のみなさんはシュリナガルには行ってはいけません。
理由は、シュリナガルはカシミール地方(パキスタンと戦争中の土地)にあり、
外務省が
 「渡航の是非を検討してください」
を発令している地域だから。
 「危険情報なんて気にしない!」
なんて言うてるバックパッカーにも山ほど会いましたが、その話はまた今度。

とにかく、アホな私がシュリナガル=カシミールだと気づいたのは
バスチケットを購入したあとだった。
危ないかなって思ったけど
通り過ぎるだけだし、もうお金払ったあとだったから行ってしまった。

もう一度言おう。
何度でも言おう。
良い子の旅人のみなさんは、海外安全情報に従ったほうがいいと思います。
従わなかったその結果、
私はお金をとられてしまったのだから。

シュリナガルへ着くと、出迎えの男がバスターミナルに来ていた。
 「さあ、宿に案内しよう。
  レーへ行くジープの手配もそこでするから」
同じ旅行社で手配していた人たちも一緒に行くのだろうと思ったが
彼らは別の船に乗せられてしまった。
 「彼らは別のプランだ」
と言って。
・・・あら?
不審に思った。
バスで友達になった子が、別れ際、とっさに
 「気をつけて。彼はヤバいかもしれない」
と耳打ちしてきた。

だがもう、手遅れだった。

気をつけようがなかった。

連れていかれた宿はハウスボート。
湖に浮かぶ船だった。
船の家。
まわりは湖。
つまり逃げられないのである。
携帯はもちろん圏外だ。
ここがイヤだから他へ行く、とかできないのだ。

晩ご飯のあと、目的地であるレーまでのジープの交渉が始まった。
交渉役は白髪の老人で
英語もうまくぺらぺらと喋った。
 「600ドルでどうだ」
・・・どんなけふっかけてくるねん!
ボッタクリにも限度ってものがあるやろ!
そこから猛烈なバトルになるわけだ。
ジープが高いんならバスで行く。
安いバスがあることは分っている。
私は言い張ると、相手はこう言うのだ。
 「ここがどこだか知ってるかい?カシミールだよ?
  もし何かが起こってもバスならイチコロだよ?
  ジープの方が絶対に安全だ」  

負けた・・・
完全に負けた・・・
自分はなんてバカなんだろうと思った。
もし、なんとかして逃げることができても、
デリーに預けてある荷物はパーになるに違いない。
その被害も決してバカにならない。

何時間も交渉に費やしたけれど
ジープ+ボートツアーで合計200ドルもとられてしまった。
飛行機が高いからと安あがりのバスを選んだはずなのに
結局、飛行機より高くなってしまった。
人生最悪のだまされ金額である。

旅をしても旅をしても
私はどうにも旅慣れない。
阿呆な観光客のまんまである。
まあ、そこが楽しいんだけどね!(開き直ってみた)

・・・長くなりますが、明日も、この話の続きです。


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