喜望峰

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だだ
旅をしようと思いたったとき
旅に出たく出たくて
いてもたってもいられなくなったとき
まず
 「いちばん遠いとこへ行こう」
と思った。
いちばん遠いところ。
私にとってそれが喜望峰だったのだ。
明るい未来をみせてくれるところ。
その、喜望峰へ行ってきた。

空は晴れてあかるくて
まるで台風のあとの澄みきった青空のようだった。
喜望峰は険しい断崖絶壁だ。
登山道は整えられているから、
海岸から岩だらけの道をどんどんのぼっていくことができる。
青空をめがけてのぼっていく。
みるみるうちに海が足元へと遠ざかっていく。
頂上に出る。
視界がひらけた。
風が吹いていた。

この時の気持ちはまだ言葉の形をとらない。

地球は手におえないほどでっかくて
みわたすかぎりに広がる海は
地球にそって丸いカーブを描いていた。

喜望峰は、私にとっても喜望峰になりますように。
だだ
Posted byだだ

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2010/02/19 (Fri) 18:17 | EDIT | REPLY |   

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