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マルタ島の「青の洞窟」

カプリ島にある「青の洞窟」は超有名な観光地。
旅行好きならみんな知ってる。
だが、マルタ島の「青の洞窟」は、カプリ島のものほど知られていないように思う。
カプリ島はイタリア語だからGrotta Azzurra、
マルタ共和国は英語圏だからBlue Grottoと呼ばれている。

観光案内所で行き方を聞いた。
ヴァレッタの町からバスに乗る。
20分と書いてるブログもあったけど私は45分もかかった。
なんでかはわからない。

マルタのバス

2010年の旅ではレトロ可愛いバスだったけど、現在は新型車両に変わってしまったそうで。
むっちゃ残念。
「降ります」のピンポンもなくて、ヒモを引っ張って鈴を鳴らすのが楽しかったのになあ。

多くの国がそうであるように、マルタ島でもバスの案内なんかは全然なくて、いつもどこで降りたらいいかわからない。
だけど、青の洞窟は観光地なせいか
 「次はブルー・グロッタだよ!」
運転手さんが大声で教えてくれた。
バス停から坂道をどんどん降りていくと土産物屋のならぶ通りがあり、その一番奥にチケット売り場があった。
岩場にはすでに小さなボートが待機している。
乗客が集まれば出発だ。
ぜんぜん待たずにすぐ乗れた。
・・・というのも。
ボートはすでに満員だったのに
 「あんた一人かい? ちっこいから乗れるだろう」
と、押し込まれたからだ。
定員オーバーのため私だけライフジャケットもナシだった。
 「落ちたら拾ってよね」
と言っておいてから乗った。

マルタのブルーグロッタ1
(この洞窟に入る)

同じ「青の洞窟」でも、カプリ島のものとはずいぶん趣が違う。
カプリのはほんとうに小さな入り口から真っ暗な洞窟へ入っていくため、
 「暗闇で青い水が光ってる!」
とびっくりする。
衝撃を受ける。

一方、マルタの洞窟は開放的。
入り口が広くてかなり明るい。
部分的に緑色に光ってる感じ。
だけど洞窟はたくさんまわってくれるし、水は青いし、美しいことには間違いない。

マルタ島の青

マルタ島の青の洞窟。
カプリ島に比べて、安い、混まない、入りやすい。
はっきり言って、穴場です。

| マルタ | 10:43 | comments:0 | TOP↑

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何考えてるのかわからないアシカ

たまに「何考えてるのかわからない人」っているけど
ガラパゴスのアシカはたいてい全部、何考えてるのかわからない。


港で2頭のアシカが眠ってた。

そこへもう1頭がやてきた。


・・・右から2番目のアシカにご注目。



わざわざ段を登って

何がやりたいのかわからないアシカ(1)



のりこえて

何がやりたいのかわからないアシカ(2)



ふんづけて

何がやりたいのかわからないアシカ(3)



去っていった。

何がやりたいのかわからないアシカ(4)


何考えてるのか、さっぱりわからん。

踏まれてるほうもビクともしないで眠りつづけてた。

| エクアドル | 18:03 | comments:3 | TOP↑

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カッコいいコンドルを目指して

南米ペルー。
プーノという町に着いて、宿の付近を散策していたときのことだ。
同じ宿のN尾さんが小さな看板を見つけた。
 『El Mirador(展望台) 700m』
展望台。
いい響きじゃないか。
プーノはティティカカ湖沿いの町だから、きっとすばらしい景色が見られるに違いない。
即座に
 「行ってみよう!」
ということになった。
 「700mなら、すぐそこだ!」

・・・すぐ、そこ。
そう、思ったのに。
とんでもなかった。

この700mは平地じゃなかった。
700のうち200が上り坂。
あとの500は、なんと階段だったのだ。
果てしなくつづく階段!

これが普通の場所ならまだしも、プーノの標高は3800m。
富士山よりも高い。
下手をすると高山病にかかってしまう。
いちおう高地順応はできているものの、階段をのぼりだしてすぐ息が切れた。
体が重い。
膝がガクガクと笑う。
まわりの景色なんか見てる余裕はぜんぜんなかった。

そんな私を尻目にN尾さんはすたすたとのぼってゆく。
私よりずっと年上だけど、ずっと健脚なのだ。
情けなかった。
悔しかった。
追いつきたかったけど体がキツくてそれどころじゃない。
次の一段をのぼるだけで精一杯だ。
のぼっても。
のぼっても。
また階段。
ようやくのぼりきったかと思ったらまだ上があって
 「もうダメです」
と弱音を吐いた。

私はここまで一度もうしろを振り向かなかった。
背後には青いティティカカ湖がひろがっているのがわかっていたからだ。
どうせなら、頂上ではじめて振り返り、絶景に感動してみたいと思っていた。
でもダメだった。
もうダメだった。
これ以上足が上がらない。
ここまでのぼったんだから、もういいや。
てっぺんじゃないけど、きっとここからでも良い景色が見えるだろう。

振り返りかけたそのとき。
ちょっと先をのぼっていたN尾さんが
 「頂上にはコンドルがあるよ。
  なんかカッコいいなあ」
と言った。
はるかな丘の頂上を仰ぎ見れば、大きなコンドルの像が翼を広げている。

たしかに、カッコいい!
あれを近くで見てみたい!

それで頑張ることにした。
ゆっくりゆっくり。
休み休み。
でもあきらめずにのぼっていった。
カッコいいコンドル君に会うために。

最後のほうはずっと後頭部がピリピリしていたから、やっぱり酸素が足りてなかったんだろう。
それでも、へたばりながらでも。
てっぺんまで上りきった。
 「やったー!」
思わず叫んだ。

ついに頂上!
ついに対面!

カッコいい、コンドル!

プーノのコンドル

・・・・・・。

遠目にはあんなにカッコよく見えたのに。
私はこんなヤツのために頑張ってのぼったのか。
そう思うと笑いが止まらなかった。

ペルーもなかなかやってくれる国であった。

真のご褒美は、標高3987mからの眺め。
ティティカカ湖とプーノの町なみだ。

コンドルの丘より

でもあとでガイドブックを見たら
 『治安の悪い場所なのでタクシーで行くように』
と書いてあった。
そういえば、お巡りさんが要所要所に立ってたわ・・・。
これから行く人、気をつけて。

| ペルー | 10:50 | comments:2 | TOP↑

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誰にも信じてもらえなかった話

はるか昔から、人間は動物たちの力をかりて荷物を運んできた。

馬車
(ブルガリアの村で)

ヨーロッパでは馬に車を牽かせて、馬車。
アジアでは牛に牽かせて、牛車。
中東ではロバに牽かせて、ロバ車。
人間が牽いたら人力車になるんだけどね。

じゃあ、中国のこれは?

ナニ車?

アヒル力車

・・・アヒル車

5~6年前、深センにある『民俗文化村』というテーマパークで撮った写真だ。
口頭でこの話をしても誰にも信じてもらえない。
アヒルが人ひとり乗せた車を牽くなんて!

夜のパレードだったし画像も粗い、たった1枚の写真を当時のブログに載せたら
 「機械式アヒルだろう」
という意見もでた。
でも、実際に見た限りでは本物だった。
一緒にみていた妹も義弟も
 「本物のアヒルだった」
と言っている。
だって鳴いてたし。
羽ひろげて無意味にうろうろしてたし。

一番、信じてもらえないのは、このアヒルの胸の筋肉がムキムキだという点だ。
横棒のあたる胸板が異常に発達している。
スーパーマッチョなアヒルなのだ。
 「めっちゃカッコええ!」
思わず惚れてしまいそう。

世界には、いろんなこと考えつく人がいるもんだと感心した。

| 昔の旅 | 12:20 | comments:4 | TOP↑

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お手紙ありがとう

こないだ一緒に宮崎を旅したTさんに
 「あんた最近ブログ書いてへんなあ」
と言われた。
・・・だって、宮崎以降どこも行ってませんし。
古い情報を書き連ねるのも往生際が悪いみたいだし。
 「もっと書いてや~。私、楽しみにしてるのに」
そっかー。
ありがとうねTさん。

その日、家に帰ったら、手紙が届いていた。
見知らぬ人からの・・・私の本を読んでくださった方からの手紙だった。

便箋をひらいて、驚いた。
そして笑いだしてまった。
あまりにも嬉しくて!

手紙

小学校4年と6年の兄弟が書いてくれた読書感想だった。

フリガナなんか打ってないから、小学生には読みづらいところもあっただろう。
お母さんと読んでくれたのだと思う。

お兄さんのほうは、他から得た情報も踏まえていろんなことを深く考えてくれていたし、弟君はイラストも描いてくれた。
これがめっちゃ上手!

絵

豊かな感性をもった少年たちと2人のお母さんに感謝。
またお返事かきますね。

未来に希望をもつことが難しい、今の時代。
子供たちにちょっとでも、この世界にもおもしろいことがありそうだなって思ってもらえたら、すごく嬉しい。
彼らが自分の力で旅に出られるようになるまで、ウユニ塩湖が美しい姿のままでいてくれることを、切に願う。


手紙がすごく嬉しかったし、Tさんにも言われたしで・・・
昔の旅のかけらを未練がましく紡ぎながら、このブログを次の旅まで細々と繋げていこうと思っています。
とりあえずは週一、日曜更新ってことで。

| その他 | 23:06 | comments:2 | TOP↑

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