2011年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年10月

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女一人旅は怖い?

ミャンマーの観光地で日本人観光客が殺された。
女性の一人旅だった。
こんな言葉をネットで見つけた。
 「一人旅なんてするべきじゃない。」
私も以前、
 「外国なんか危ないにきまってるのに、なんで行くの?」
ってきかれたことがある。
一度も旅をしたことがない人に。

犯罪にあうひとがみんな無用心なのかといえば、もちろんそうではない。
バックパッカーなら誰だって、最低でも外務省の情報や、ネットや旅仲間や地元民の口コミくらいは集めるだろう。
(インドで騙されてカシミールに踏み込んじゃった私が言うと説得力がないけれど。)

気をつけて気をつけて
用心して用心して
それでも被害にあってしまうことがあるのが現実だ。
中東で、男性2人づれで性犯罪の被害者になっちゃった日本人の話を聞いたことがある。
男2人でもやっぱり旅は怖いんだ。

危ない。
危ない。
怖い。
怖い。
言いはじめたら、キリがない。

日本にいたって車に轢かれることはある。
一寸先が闇なのは、旅も人生も同じこと。
今日は元気だからといって、明日も生きているかどうかなんて誰にもわからない。
死にたくなければ部屋の中で膝をかかえて一生を終えるしかないと思う。
 「死を恐れているうちは生きているとは言えない」
とは高齢のアルピニストの言葉。

そうは言ってもアカンタレだから、出発の前の夜はいつだって怯えてる。
怖くって怖くって
でも「怖い」より「行きたい」ほうがいつも勝ってしまうんだ。
小さな部屋に籠もっているより
大きな空を見あげていたい。

女一人旅は怖い。
間違いなく怖い。
怖いから、気をつける。
怖いから、用心する。
旅は旅慣れなくていい。
旅は臆病なほうがいい。
気をつけて。
気をつけて。
・・・気をつけましょう、皆さん。
おうちに帰るまでが旅だから。

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| 旅のスタイル | 13:58 | comments:6 | TOP↑

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ホラーすぎる博物館

山賊が出るだの紛争があるだのと評判の悪いペル~エクアドル国境を難なく越えて
バスを乗り継ぎ、たどり着いたのはクエンカというコロニアルな町だった。

モーニング
(バスターミナルの食堂でアメリカン・ブレックファーストを食べた。豪華。)

この町ではさしたる観光もしなかったが、ただひとつ、大きな博物館に入った。
中央銀行博物館だ。
大きくて。
きれいで。
なんとタダ!
無料!
すばらしい博物館である。

2階がエクアドルの民族と民俗のセクションだった。
ガラスケースに陳列するのではなく、マネキンをつかって見せるおもしろい展示だ。
地域ごとにたくさんの部屋があり、
カラフルな民俗衣装をつけた村の踊りとか
ハンモックに揺られて居眠りする様子とか
子育てしている村の女たちの様子とかが
ぜんぶマネキンによって再現されている。

その部屋に踏み込んだとき
 「わっ」
て声が出た。
真っ暗でおどろいた。
そしてひんやり寒かった。
そこに展示されていたのは、首だった。
人間の首。
「干し首」。

クエンカの遺跡
(博物館の中は撮影禁止なので、近所にあった遺跡を撮ってみた。なぜかニワトリの姿が…)

「干し首」をつくるのはアマゾンの奥地の部族の風習だそうだ。
ガラスケースに入れられた首は本物の人間だった。
びっくりするほど小さく縮んで髪の毛ばかりがぼうぼうと太く、
肌は乾いてしわしわで、まぶたと唇は縫い合わされている。
それでもちゃんと人間の顔を保っていた。
猿とは違うことがひとめでわかる。

干し首そのものはリマの博物館でも見たことがある。
だけど、クエンカの博物館は演出が怖すぎた。
真っ暗な部屋に一条のスポットライトが射しこみ、さえざえと浮かびあがる人間の首。
アルゼンチンの「一人で入ってはいけない博物館」もそうだったけど、
南米の博物館はどうしてこんなにもホラー仕立てが好きなんだろう!

英語の解説も書いてあったけど読むことなんかできなかった。
博物館はガラガラだったから、真っ暗な部屋に干し首とサシで向き合うなんてムリだった。
足早に通りぬけようとした。
そしたら。
ほかにも客がいることに気がついた。
白人のひとりぼっちの女の子。
たった一人で「干し首」を見つめ、魅入られていた。
漆黒の闇の中で、女の子の顔はつくりもののように白く、微動だにしない。
部屋をでるとき振り返ると、彼女はピクリとも動かず同じところに立ち尽くしていた。
・・・干し首よりも、その女の子が怖かった。

ミイラよりもガイコツよりも干し首よりも、
本当に怖いのは「生きてる人間」です。
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| エクアドル | 12:00 | comments:6 | TOP↑

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またしても、昼間っから・・・危なかった。

あれは、チクライヨを去る直前のできごと。
宿へ帰ろうと急ぎ足で歩いていたら
 「おお、君は!」
通りすがりのおじさんに呼びとめられた。
 「また会えたね、嬉しいよ!」
・・・えーと。
誰?
覚えてない。
しょっちゅう迷子になって
しょっちゅう道を尋ねていたから
そのときお世話になった人なんだろうと思った。
 「どこへ行くんだい? 国に帰るのかい?」
ええまあ。
そんなところ。
 「送っていってあげようか?」
いらないです。
 「そうか、じゃあここでお別れだ。元気でな」
おじさんはにこにこと満面の笑みを浮かべ、ハグをしてきた。
えっ。
と思った次の瞬間、

唇にチューが迫っていた。

私は優柔不断で「ノー」と言えない日本人、
だけど「ボケ」だけは言える関西人だ。

「なにすんねん、ボケぇ!」

瞬時に手のひらで防いだ。
力いっぱい、おっさんの顔面をわしづかみにしてやった。
おっさんの顔がギューッとつぶれてマンガみたいになってた。

 「わっははは、ほんのジョークだよ」
おっさんは笑って去っていった。

結局、あれは初対面のおっさんだったのだと思う。
南米は痴漢が少ないと思って油断してたけど、
こんな昼日中の路上で正面きってくるやつもいるわけだ。
私はもういいかげんおばさんなのだけど、
日本人は若く見られるから困ったもんだ。
というか・・・そういえばこれ前にもあったな(「イタリア男の挨拶」)
くっそー、次は急所に一発くらわせられるよう、空手でも習いにいこうか。

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| ペルー | 15:26 | comments:4 | TOP↑

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禿げじゃないもん!

ツアーできていた白人ののおばちゃんたちが
一匹の犬を囲んでしゃべっていた。

 「あらまあ、禿げてるわ、この子」
 「まあひどい」
 「皮膚病じゃないかしら?」
 「日光が強すぎるのよ、ここは」
 「可哀想に!」
 「病院に連れていってあげないと!」


犬 「禿げとらん!!!」

インカ犬

強引なくらい親切なおばちゃんによって病気にされてしまったが。
もちろん、病気ではない。

彼は通称「インカ犬」。
毛のない種類の犬なのだ。

ペルーでも数が減っているらしく
一部地域では
 「博物館では必ずインカ犬を飼うこと」
法律で定められているらしい。
生きた遺物あつかいか。

まっくろで毛がなくて、
パッと見、ぬるりとした印象。
よく見ると、シワシワ。
なんかちょっと怖い。

でも、ひとなつこくておとなしい。
触らせてもらって、驚いた。
あったかい!
体温が高いのだ。
カイロみたい。
もしやインカの抱き枕?
アレルギーで喘息とか起す心配もないし
・・・うちの子と交換したいくらいだ・・・。

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| ペルー | 02:45 | comments:3 | TOP↑

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気の毒な感じのピラミッド ペルー・トゥクメ遺跡

ピラミッドはエジプトだけでなく、世界中にあるといわれている。
メキシコのティティワカンやチチェンイツァー、
インドネシアのボロブドゥールなどがそうだ。

南米のペルーにもピラミッドがあるという。
1000年前のピラミッドが・・・
こんな小さな町にも・・・
ピラミッドが・・・

行ってみたけど見つからない。

どこ?
どこよ、ピラミッド!?

町のひとにきいたら

「あれだよ。あの家の向こうの」

ピラミッド
(by VQ1015 R2)

ええ?
ピラミッド?
あの山が?
手前の廃墟のほうがよっぽど遺跡らしいぞ?


s_R0014884.jpg


なるほど、山のてっぺんに小屋が建ってる。

トゥクメのピラミッド

発掘しているらしい。

遠くから見るとまるきり泥の山だが・・・

近づいてみてもやっぱり泥の山だった。

s_R0014880.jpg

が!
さらに近づいてみると!

泥のはげ落ちた中にレンガが見えた。

ピラミッドブロック

レンガのピラミッドを泥で覆ってるんだ。
この山、ほんとに遺跡なんだ。
ようやく納得がいった。


砂漠の中にそそりたつエジプトのピラミッドや
ジャングルに忽然と姿をあらわすティオティワカンやボロブドゥール遺跡に比べると
なんて地味なピラミッドだろう。
世界屈指の地味さではないだろうか。
なんだか気の毒なほどだ。

この遺跡がつくられたのはモチェ文化といって、
なかなか華やかな時代だったという。
マチュピチュよりもずっと古い。
なのに
残っているのは
どこからどう見ても泥の山という。
トゥクメには26個ものピラミッドがあるというが地味すぎてよく見えない。

トゥクメのピラミッド遠景

昔の人ももうちょっと、演出、考えればよかったのに。


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| ペルー | 15:37 | comments:6 | TOP↑

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