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トイレへの道

なんかイスラム国のハナシ書くのに飽きたから、
今日はちょっと逸れてインドのどうでもいい話題を。
・・・シモネタだけど逃れられない問題なので勘弁してください。

インドで、長距離の乗り合いジープに乗った。
「エクスプレス・ジープ」
と呼ばれるジープだった。
普通なら2日、下手したら3日かかるルートを1日で走りきる「特急ジープ」だ。

とにかく、特急。
急いでいた。
ノンストップだった。
トイレ休憩があんまりなかった。
途中で
 「すみませーん、トイレ行きたいでーす」
手をあげても運転手に
 「我慢しろ!」
って言われた。
 「ここは軍の要所だから停めるとマズいんだ!」
たしかに検問がいっぱいあって
車はあちこちで止まるんだけど
降りることは許されなかった。

ザンスカールのホテル
(ザンスカール山脈の街道ホテル。
「トイレかしてください」って頼んだら
「そんなものはない」と返ってきた。ホテルなのに。)

一度所だけ、ひどい渋滞に遭った。
車がまったく動かない。
おじさん達は車をおりてタバコを吸い始めた。
限界に達していた私は
 「よし今だ!」
と思ったが
崖っぷちすぎてしゃがみこむ場所もなかった。
無理をして転落したら(しかもそんな格好で!)
死んでも死に切れない。
男性はいいなあとしみじみ羨んだ。

8時間か9時間くらい我慢してようやく昼休憩となったのだけど
同乗のインド女性は
 「ここのトイレは汚いから」
と最後まで1回も行かなかった。
15時間ガマンし続けた。
尊敬した。

ヨルダンで会ったバックパッカーにすごくトイレの遠い子がいて
 「朝おきてそのまま長距離バスに乗っても平気」
と言っていた。
そろそろハルンケアの必用な私には信じられない話である。
トイレの近い人間は旅には向かないのかもしれないと思った。

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| インド | 12:26 | comments:4 | TOP↑

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トルコを実感するチョコレート

アレッポから長距離バスで国境を越え、トルコに入った。
ものすごく嬉しかった。
何が嬉しいって
 「字が読める!」
ずっと文字の読めない国々旅していた。
エチオピアやイスラエルの文字って、可愛いんだけどワケわかんない。
エチオピア文字
(これはエチオピアのアムハラ語)

エジプト・ヨルダン・シリアはアラビア文字で
どこからどこまでが一文字なのかすらわからない。
お店の看板も地図の地名も読めないのだから困ったものだ。
列車の切符が読めなくて困った話は前に書いた。

それがトルコへ入るとアルファベットに近いラテン文字に変わり

l_turkey.jpg

だいたい読める!
ひとにきかなくてもバスの行き先が分る!
なんて素晴らしい!
トルコ万歳!

トルコは「西洋と東洋の十字路」。
首都イスタンブールの半分はヨーロッパである。
夢は、EUの仲間に入ることで
場所によってはトルコリラだけでなくユーロも使えたりする。

だから、同じイスラムの国とはいえシリアとはまったく全然違うのだ。
ものすごく規制が緩い。
たとえば、シリアの女性はヴェールで顔をかくして「のっぺらぼう」になっていたが
トルコに入るとびっくりするほど身軽な服装の女の子を見かけるようになる。
最小限のスカーフでさえ、巻いたり巻いてなかったりだ。

チョコレートの包み紙までが、このとおり。

c-turkey1.jpg

胸の谷間の美しいおねえさんが「私を食べて」って誘惑してる。
こんな色っぽいチョコレート、シリアやヨルダンではありえないと思う。
・・・ああ、トルコへ来たんだな。
と実感しながら「おねえさんのチョコ」を食べるのであった。

味はまあ、・・・普通でございました。

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| トルコ | 12:19 | comments:3 | TOP↑

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サボりたい犬

シリアの草原で
羊の群れに出会った。
羊飼いのおじさんと数匹の犬が
群れをまとめていた。

一行は木陰でしばらく休んでいたが
 「さあ行くぞ」
と、羊飼いが立ち上がると
犬たちはわんわん吠えながら羊を集めた。

だけどその中に1匹だけ
いつまでも寝てるヤツがいた。

仕事したくない犬

うん、わかるよ、そのキモチ。

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| シリア | 10:27 | comments:3 | TOP↑

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シリアの子供たち

4月17日のつづき。

独立記念日渋滞を抜け、ようやくアレッポ郊外へ。
セルジッラーという遺跡で、小学校の遠足に出会った。
というより、つかまった。

田舎の子供たちにとって「ガイジン」はまだまだ珍しのだ。
みんなが興味津々。
それは引率の先生も同じらしくって
 「授業に協力してもらえませんか」
って言われた。
そんで国際交流というか、英語の授業がはじまったのだ。
私が教材というわけ。

11歳のクラスらしい。
指名された子供が立ち上がり、英語で挨拶をしてみろと言われた。
 「は、は、はうどぅゆどぅー?」
緊張してコチコチで可愛いものである。
次の子は聞き取れないほど小さな声で名前を尋ねた。
 「ワッツ・ユア・ネイム?」
だだです、って言うと子供たちは声をそろえて
 「ウェルカム・ダーダ!」
と唱和した。
ちなみに、私が名前を尋ねたら、男子の半分が
「アフマド君」と「メフメット君」だった。

次に先生が私に尋ねた。
 「あなたの国のプレジデントの名前は?」
・・・プレジデント!?
どうしてここで大統領が出てくるんだろう。
国際交流の授業だから?
それにしても今の総理大臣って誰だっけ?
コロコロ変わるから覚えてられないよ。
・・・なーんて言えるわけがないから必死で思い出そうと頑張った。
えっと
えっと
えっと
えっと
あ~、鳩山さん!
よかった、思い出して。
小学生の前で恥をかくところだった。
 「日本のプライム・ミニスターは、ハトヤマです」
先生が子供達に伝えた。
そしたら子供たちはまた、せーの、で唱和して

 「ウェルカム、ミスター・ハトヤーマ! 」

いや、鳩山さんここにはいないよ!

日本人に歓迎の意をあらわすために
日本のプレジデントに敬意を表したい。
裏返せば、シリアではそれほどプレジデントが偉い、ってことになる。
その教育が、その朝みたような
独立記念日を熱狂的に祝い行進する若者たちをうみだすことになるのだろう。
教育って大事だなあ・・・。
心の広~い大人になれよ、みんな。

syrian.jpg

シリアの小学生たちがせっかく「ハトヤマ」を覚えたにもかかわらず、
それから2ヶ月も経たないうちに首相は交替した。


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| シリア | 11:02 | comments:3 | TOP↑

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シリアの独立記念日

4月17日。
アレッポ郊外へむかうバスに乗ったら、大渋滞に巻き込まれた。
道がちっとも動かない。
先を見ると、たくさんの人が集まっていた。
大勢でわあわあと声をあげて行進している。
・・・まさか、デモ!?
 「いや、今日は独立記念日なんだよ」
隣席のおじいちゃんが教えてくれた。
フランスに占領されていたシリアが自由になった日。
みんなでお祝いしてるんだって。

それにしてもすごい興奮状態だった。
国旗を掲げる者。
歌をうたう者。
大統領の写真を捧げ持つ者。
田舎からバスでのりつけた団体もいる。
全員が男、それも若者ばかりだった。
大部分が学生かもしれない。

大人たちは、そんな若者の群れを微妙に避けて歩いている。
独立記念日なんだよと教えてくれたおじいちゃんの目も
とくに嬉しそうではなかった。
なんなのだろう、このギャップは。
そして、なんなのだろう、この大統領バンザイ写真の群れは!

アレッポの広場
(独立記念日のイベント広場。イベントはもう終わってたけど)

大統領バンザイ
「やあ! ボクが大統領だよっ!」

独立記念日のせいもあるのだろうけれど
シリア中どこへ行っても大統領の顔写真がずらりとならんでいた。
それは、タイで王様の写真を見かけるより多かった。
独裁政権?ってなんか怖い。
インターネットもだいぶ規制されているようだったし。

若者を動かしているのは教育・・・なのかな、と思うことがあったのだけれど、
それについてはまた明日。

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