2010年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年06月

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ポンペイ

朝。
出かけ際にデイバッグの中をさぐって呆然とした。
ない。
ない。
パスポートがない!

私はまだ一度も窃盗にあった経験がない(強盗を除く)。
首からさげたり腹巻きしたりなんて
面倒くさくてやってられないから
貴重品もデイパックの底に突っ込んであるだけだ。
気をつけてはいたつもりだが、
ナポリはスリ名人が多いと聞いていたから
これはやられたと思った。
命の次の次の次くらいに大事なパスポート。
これがなければ次の国へ進めない。
というか、日本に帰れない。

顔面蒼白で部屋を出る。
宿のスタッフに相談するつもりだった。
まずは警察に届けて。
大使館がどこにあるのか教えてもらわなくっちゃ。
カードはあるしローマへ行くくらいの現金もある。
そうだ、慌てることはない。
けんめいに自分に言い聞かせつつ、
めっちゃ慌ててフロントへ駆け込んだ。

・・・おっちゃん、大変や!
 パスポートなくなってもうた!

 「あ、ここにあるよ」

・・・あら?

どんな宿でも、チェックインの際にパスポートの提示をする。
フロントのスタッフがコピーをとって
そのまんま忘れてた、っていうのだ。
私も返してもらうの忘れてた。
もう。
命の次の次の次の次に大事なパスポートなのに。
お互いのんきなものである。

まあ、あってよかった。

さて本日は天気予報が「雨」と言っていたので
お出かけはポンペイと決めた。
遺跡なら雨が降っても情緒があるってもんだ。

ポンペイからベスビオス火山を見る

ああ、ベスビオス山がきれいだなあ。
カプリ島だったらもっとよかったのに。
まったく天の邪鬼な天気である。

ポンペイは火山の噴火で一夜にして埋もれた町である。
ふつうの暮らしの跡が生々しく残る、
遺跡というよりゴーストタウン。
幽霊のような町。
帰らぬ主人を今でもずっと待っている町だ。

ポンペイの家

ポンペイ 居酒屋かな?


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続きは、あんまりおもしろくないよ

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| イタリア | 06:12 | comments:7 | TOP↑

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青の洞窟

ナポリから船で1時間。
カプリ島へ行ってきた。
そう、ここは南イタリアなのだ。
青い空!
青い海!
さんさんとふりそそぐ太陽!

なーんて、どこにもありはしなかった。

またしてもどんより。
今にも泣き出しそうな、空と観光客。
予報ではこの3日間のうち今日がいちばん晴れと出ていたのに
呪われているとしか思えない天気である。

カプリ島行きのフェリーは日本人団体であふれていたが
「カプリ島一周+青の洞窟」観光ボートに乗りこんだら
私はたった一人の外国人だった。
どんより曇った天気もなんのその
ラリってんじゃないかと思うほどテンションの高いイタリア人学生に囲まれて
フニクリフニクラを合唱させられながら
だいぶ惜しい感じのカプリ島を一周した。

カプリ観光のメイン「青の洞窟」は
石灰岩でできた洞窟で
光が射しこむと海面が天国のようなブルーに輝くという。
だがこの地獄のように暗い天気では
どうにも輝きようがないだろうと思った。

でも。
まあ。
いいや。
いつもの調子で言ってやろうじゃないか。

 「青の洞窟なのにー!
  青くなーい!」

・・・いや、青かったよ。ものすごく。
光の範囲が狭かったけどね。

青の洞窟

「バスクリンを入れたときのような色」だと聞いていたが
なるほど海底から電気で照らしてるんじゃないかと思うくらいに
硬くてきつい青だった。
こういう色の飲み物なかった?
ブルーハワイだっけ。
いちおう写真を載せましたが
この色は携帯カメラにもヴィヴィカムにも収まり切らない青だった。

ちなみに太陽と石灰がつくりだす青い色は
この洞窟だけの専売特許ではなく
海岸のあちこちに点在している。
青い海

もっとちなみにこれは今日のお昼ご飯。

シーフードパスタ

奮発した!
シーフードパスタ!
むっちゃおいしかった!
だけどトマトソースがはねた!
飛び散った!
今夜の洗濯たいへんなことになった!
恥ずかしがらずにスプーンもらえばよかった・・・


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| イタリア | 05:47 | comments:2 | TOP↑

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バチカンの芸術作品たち

昨日。
ローマを去る前にこれだけは見ておこうと
疲れた体を引きずってバチカンへ行った。
法王さまのおわします、エルサレムに並ぶ超絶観光地だから
そりゃもうすごい人ごみで
サン・ピエトロ大聖堂の入り口なんて
・・・タカラヅカの前売券でも売ってるんですか?
というぐらいの行列ができていた。
もしくは、万博の人気パビリオン並み。

ならんでならんで
ようやく入った右側に
それがあった。
ミケランジェロの「ピエタ」があった。

生まれて初めて、石みて泣いた。
1時間くらい動けなかった。

だけどそのあと
バチカン美術館とかのほうにいったら
ダビンチとかラファエロとか
芸術作品の集中砲火にあい
あまりにもしんどすぎて
もうどうでも良くなってしまった。

以下は、
怒らない人だけ見てね。


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| イタリア | 23:22 | comments:10 | TOP↑

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イタリア男の挨拶

ローマを去った。
たった1泊でローマを去った。
理由は、宿が高いから。

ごめんなさい。
私ヨーロッパをなめてました。
エルサレムと同じく、
私みたいな半端者が来るべきところではないと感じました。
アリヴェデルチ・ローマ。

力尽き、ふらふらになって乗り込んだナポリ行きの列車で
隣席の男性が陽気に話しかけてきた。
 「どこ行くの?
 ナポリ?
 僕もナポリだよ。
 ぜひカプリ島へおいでよ。すっごく綺麗だから」
車窓を指さして、あれがベスビオス火山だよ、なんて教えてくれもした。

列車がナポリに着いて、別れ際。
さよならの握手を握ったら
ぐい!
って引き寄せられた。
ハグだ、と一瞬思ったが、どうも違う。

頬っぺたがそれた。
男の顔が向きを変えた。
くちびるにチューが近づいてきた!

かわしたーーーーーー!

あぶねえええええええ!

なにすんねん、おっさん!

「挨拶だよ。チャオ!」

男は笑って去っていった。

これがアラビア男なら確実に蹴り上げてやるのだが
イタリア男はスマートにやらかすもんだから
挨拶なのかセクハラなのかよくわかんない。
実際、男どうし女どうしで唇にキスするのが挨拶って国もある。
だけど私は大和撫子。
こればっかりは断固死守!
絶対、死守!
・・・めっちゃ男前やったら考えるけどな。


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| イタリア | 04:46 | comments:7 | TOP↑

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ローマ!

うわあ、すごい!
見て見て!
トレビの泉だよ!
すごいよ!

トレヴィの泉に集まる人々

すごい人だかりだよ。

あ、いちおう表のほうも撮ってあるよ。いちおう。

トレヴィの泉

でも噴水なんかより、観光客を見ているほうがおもしろい。
大道芸で少年の叩くドラムの音に思わず踊りだした黒人女性。
嬉しげに記念撮影をしているタイのお坊さん。
 「おまえが勝手にいなくなったんじゃないか」
 「いいえ、私はあそこにいました。
  あなたの方が歩いてっちゃったんでしょうに」
ローマまで来てケンカ勃発の老夫婦。
そんな様子を
私はぼんやり
ぼんやり見てた。

・・・あのおじさん、服がうまく脱げなくて困ってるのかなあ・・・。

服が脱げないおじさん

ローマは想像以上に遺跡だらけの町で
地図を見ながら観光地を目指さなくても
誰でも歩けば遺跡にぶつかる。

宿へと帰る迷子のあいだ(今日は2時間くらい迷った)
あちらの教会
こちらの遺跡と
その名もわからないままに見学した。
そしてようやく探し当てた地下鉄の駅前には
こんなものが建っていた。

コロッセオ

・・・コロッセオだ!


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| イタリア | 05:57 | comments:3 | TOP↑

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