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長野で出会った猫さんと犬さん

長野では、探すまでもなく猫によく出会った。

安曇野の大王わさび農場にいた猫さん。

大王の猫
(軽トラの上でお昼寝)


温泉『ファインビュー室山』には敷地に入るずいぶん前から
 「猫がたくさんいるので車の走行に注意」
みたいな看板がでている。
暑い昼間だったけど、駐車場の車の陰で3匹ごろごろしてた。

ファインビューの猫1

ファインビューの猫2
(めっちゃひとなつこい)


朝早くから松本城をみにいったときにも、猫がいた。
猫と遊んでたら、ご近所のお爺ちゃんが声をかけてきてくれた。
ずいぶんお年の猫さんなんだって教えてくれた。

松本城ちかくの猫さん

私はこれから山へ行くんだって言ったら、お爺ちゃんはアドバイスをくれた。
 「今年は遭難が多いから、間違っても槍なんか登っちゃいけないよ」
槍!
って槍ヶ岳!?
そら無理やわ!

そうそう。
大王わさび農場では、犬さんとも出会った。
 「わさびを育む清水に足をつけてみてください」
というコーナーで。
足どころか体全体を浸けていた。

いぬさん
(彼の名はゴロー)

その水、冷たくない?
ってきいたら
 「冷たくないよ!」
とシッポをふって、また浸かりなおした。
だいぶ気に入ったみたい。
暑いもんね。

| 長野県(松本・安曇野・乗鞍岳) | 11:10 | comments:0 | TOP↑

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乗鞍岳プチ登山(5)

剣ヶ峰の頂には小さな神社があった。

鳥居

鳥居のむこうの空には雲がわきはじめている。
・・・早く帰らねば!
この晴天もいつまでもつかわからないし
それになにより遅くなると
松本駅前のわさび屋が閉まってしまう!

きのう買いそびれた安曇野のわさびを、松本駅前の支店で買う。
それが私の使命であった。
乗鞍岳は
うん、
あの、
ちょっとした、寄り道?にすぎない。

今回の旅のメインは、あくまでも、そばとわさび

わさびを買うためには、閉店時間の6時までに松本駅に着かねばならず
そのためには、早いバスに乗らなくてはならず
そのためには、残り1時間で下山する必要があった。

私は、ダッシュで山を下りはじめた。

うおおおおおおおおお!

待ってろ、わさびーーー!

とはいえ、ダッシュしたのは気分だけ。
足元は、ゆっくりゆっくりだった。
砂利道や岩場で慌てたら、足を踏みはずして死んでしまう。

私は、のぼりのほうが好き。
下りはすっごく怖く感じる。
ゆっくりゆっくり安全に。
でもなるべく大急ぎで頑張った。

下りのほうが絶対こわい
(下り道)

・・・で、必死で下りているときに。
山頂で一緒になったお兄さんが、なんだかだと話しかけてくる。
どうやら私、ナンパされてるらしい、と中腹あたりで気がついた。
気がついたけど。
正直、それどころではない。
私の頭はわさびでいっぱい。

 わさび>>>>>>>>男

あのなー、うち今忙しいねん。
あと1時間でバスに乗らなアカンねん!!!!!
とか思いつつ、口では
「ええまあ」「はい」「へえー」
と、いい加減に答えてた。

そして、畳平まで下山した瞬間!
ちょうどバスが来た!
間に合った!!!!

 「いっしょに甘酒でも飲みませんか」

ほんま間の悪いやっちゃなー。
空気読めへんにもほどがあるでー。
 「ごめん兄ちゃん、また今度な!」
私は帰りのバスに飛び乗った。

山頂をあとに
(剣ヶ峰を見上げる)

3時間後。
私は松本駅に降りたった。
間に合ったことを神様に感謝しつつ、大王わさび農場・松本駅前支店に向かう。
心はウキウキと弾んでいる。

わ・さ・び!
わ・さ・び!
わ・さ・び!
わ・さ・・・

「本日閉店」

ココロの中でいっぱい泣いた。

本気で悲しかったので、気分転換に温泉に入ろうと思った。
駅から歩いて15分くらいのところに良さそうな温泉がある。
涙も汗も、熱いお湯で流してしまおう。

 「本日の営業は終了しました」

またかい!
たった2日で何回この看板みるねん!
どこまで同じオチが続くねん!
ってこれ誰にツッコめばいいねん!

汗くさいまま長距離バスに乗りたくないので、なんでもいいから風呂に入れるところを探した。
グーグルマップでは
 「スーパー銭湯」
と表示されていたけど、「きくの湯」はどうみても、懐かしい銭湯だった。
『テルマエ・ロマエ』の最初にでてきたみたいな昭和の銭湯。
黄色いケロリンの洗面器つかってた。
おばちゃんたちとまったりなごんで、フルーツ牛乳を飲んで。
いいお湯でございました。

きくの湯
(長い一日のようやく日が暮れた)


晩御飯は、駅前の店で「山賊焼き」。
焼き鳥かと思ってたらカツだった。
おいしかった!

山賊焼き

食後にコーヒー飲みながらバスを待ってて、スマホいじってたら、気がついた。
大王わさび農場のわさび。
私がこんなにも欲しくて、
こんなにも必死になり
あんなんも全速力で山を駆けのぼり駆けおりてきた、あの、わさび。

インターネット通販で買えるらしい。

嬉しいような・・・。
悲しいような・・・。
どっちでもいいような・・・。

| 長野県(松本・安曇野・乗鞍岳) | 10:17 | comments:2 | TOP↑

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乗鞍岳でプチ登山(4)

頂上直前。
中学校の遠足登山をぬかして、ようやく先頭に立った!
・・・と思ったら、まだもう一団体、何百人も前にいた。
ずーっと渋滞しとる。

ちょっと怖い

登山道はのぼるにつれて狭くなっていく。
危なくて、もう抜かせない。

馬の背

馬の背みたいな尾根をこえると、頂上はもう目の前だ。
やったー!
とうとう頂上だー!

ってワクワクしているのに、また渋滞。
全く進まない。
高速道路の事故渋滞なみ。
なんなんコレ!?
と、首をのばして見てみたら。
中学生が班ごとに記念写真を撮るとかで、ごちゃごちゃやっていた。
 「おまえ真ん中な」
 「いややっぱ班長がセンターだろ」
 「班長とか写真にカンケーないし」

なにやっとるねん!!!!

と、怒鳴ろうかと思ったが、なんか可愛いので許した。

子供たちが写真を撮り終えるのをのんびり待っていたら、大きな山がぽっかりと浮かんでいるのが見えた。
中学生を引率していたガイドさんが、あれは御嶽山だと教えてくれた。

浮かぶ御嶽

そのガイドさんは、中学生が写真を撮ってる後ろに頂上にのぼる道があるの教えてくれた。

子ども達をかきわけて、さいごの岩を登りきると。

とうとう、頂上にでた。

山頂

| 長野県(松本・安曇野・乗鞍岳) | 10:33 | comments:2 | TOP↑

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乗鞍岳プチ登山(3)

たった2時間で剣ヶ峰まで登って下ってバスに乗る。
「時間と闘う登山」が始まった。
すべては松本でワサビを買うために!

そんな私の前に立ちはだかったのが、青いジャージの中学生軍団。

なにしろ団体だから。
遠足だから。
すっごくゆっくり登っていく。
そりゃ、ゆっくり登るのは登山の基本かもしれない。
だけど人数多すぎて。
渋滞ばっかり。
止まってばっかり。
進まないのなんのって。

すれ違えない

ときどき指導の先生が
 「おーい、後ろから登る人いるから道あけろー」
と整列させてくれるので、そのときに一気に抜かしていく。


浮石注意
(この道をのぼる)

だけどやっぱり登山道。
抜かすの危ないし。
道が細すぎて追い越し禁止なところも多い。
一歩まちがえたら、大惨事だ。

下みたら怖い
(下みたら怖かった)

私はほどんど感じなかったんだけど、やっぱり空気が薄いらしい。
若い中学生でも途中でへたばって進めなくなる子がいた。
中年の先生なんて大変だ。
ぜいぜい、ぜいぜい、息をきらせながら登って行く。
教師ってほんと大変なお仕事だなー。

私は歩けなくなってる子を抜かし、
ぜいぜいいってる先生を抜かし、
となりのトトロの裏設定について語り合ってる女子を抜かし
わいわいとアホやってる男子を抜かし、
危なくない限りどんどん抜かしながら進んでいった。

振り返ると、なかなかの景色。

たどって来た道

頂上まで、あともう少し。



| 長野県(松本・安曇野・乗鞍岳) | 15:01 | comments:0 | TOP↑

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乗鞍岳プチ登山(2)

本当は、畳平まで来れただけで大満足だった。
あとはちょろっと高山植物でも眺めたら帰ろうって思ってた。
とくに登山に興味があるわけでもないし。

魔王岳

なのに。

青いジャージの中学生が、行列をつくって剣ヶ峰のほうへ登って行くのが見えた。
見てしまった。
そのとたん。
気持ちが変わった。

剣ヶ峰って遠足で登れる山なのか!
そんな山を登らずに帰るなんて、もったいない!
中学生に負けてられへん!
若者に負けてられへん!
おばちゃんかて、まだまだ若いんやから!

そんなわけで私も登りだした。
剣ヶ峰を目指して。

のぼり始めた


畳平からしばらくは、よく整備された道が続く。

青い池に見とれたり。
高山植物を眺めたり。
残雪でスキーができる大雪渓を見下ろしたり。
なかなかのんびりと歩ける道だ。

大雪渓
(これは下から見上げた大雪渓)


やがて、剣ヶ峰の入り口に到着する。

剣ヶ峰いりぐち

ここで私は気がついた。
あんまり時間がないことに。

今日はなんとしても、夕方には松本に戻らなければならない。
昨日買えなかった「大王わさび農場」のワサビを買うためだ。
これは譲れない。
松本駅前店の閉店は午後6時。
6時までには、なんとしてでも松本駅に戻らないといけない!

松本までは3時間かかって・・・
バスの乗継ぎを考えると・・・
残された時間は・・・

やばい!
あと2時間しかない!

剣ヶ峰は、「片道1時間半」とされているんだけれども。
私はなんとかワサビに間に合わせるべくダッシュで登り始めた。

しかし!

私の前に大きな壁が立ちはだかったのであった!

それは!

大渋滞!!!

・・・あと2時間で帰れるのか?

(次回へつづく)

| 長野県(松本・安曇野・乗鞍岳) | 16:47 | comments:0 | TOP↑

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