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ムーミンクッキーに関する呟き

物価の高いフィンランドでは、スーパーの駄菓子でも立派な食料。
お気に入りはムーミンのクッキーだ。

ムーミンクッキー


中身のムーミンは何に驚いたのか、目ン玉ひんむいてる。

ムーミンクッキームーミン


ムーミンママとムーミンパパ。

ムーミンクッキー夫婦


スナフキンとミィ。

ムーミンクッキー兄弟

「見た目はチープだけどおいしいよね!」

と、パクパク食べてた、まさにその時!

Twitterに、こんな呟きが流れてきた。

 『フィンランドのムーミンクッキーの・・・』

相手はインターネットだが、
まるで見られていたかのようなタイミング。
私は思わずクッキーを食べる手を止めた。
そして続きを読んだ。

『フィンランドのムーミンクッキーの、パッケージがうんこ愛でてるようにしか見えない 』


ムーミンカップル

・・・ああ、うん。
まあ、たしかに。

| フィンランド | 17:11 | comments:3 | TOP↑

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オーロラを探せ!

今回フィンランドまでやって来たのはもちろん「オーロラを見るため」だ。
だけどオーロラは自然のもので、必ず出会えるわけではない。
テレビではさかんに
 「今年はオーロラの当たり年!」
と騒いでいるが
どんなに大きな当たりがきても
雲が出てたらもう見えない。
お天気次第なのだ。
頑張って北欧まで来ても、オーロラ見れないまま帰りました、という人は大勢いる。
フィンランドの場合、その確率は50パーセントくらいだと思う。

オーロラ観測は日が暮れてから深夜12時くらいまで。
空をじーっと見あげてる。
奇跡があらわれるのをずーっと待っている。
ほかに術はない。

かなりヒマなんで
曇った闇夜を写してみたり

闇夜


なんとなく星が出てるなあって眺めたりしてた。

星空
(樹の上にオリオン座。見える?)


サーリセルカはかなり田舎で、
町の中からでもオーロラが見える!
ホテルから徒歩でオーロラを探しにいける!
・・・って話だった。

だけど実際に行ってみると
思ったより町の灯りが強かった。
ここ数年で建物が増えたのかもしれない。
星空観察と同じで、オーロラは明るいところでは見られない。
正直、これは難しいなって思った。
現地で出会った日本人の多くは高い別料金をだして
 「オーロラ探索ツアー」
に参加していた。

案の定、雪の中で何時間待ってもオーロラは見えなかった。
たとえオーロラが出てても明るすぎて見えないのかもしれない。
なんか疲れてきた。
エアポート・バスの車窓から見そびれたオーロラが
やっぱり最初で最後のチャンスだったのだろうか。

「帰ろうか」

と先輩が言った。

心残りはあるけれど

こればっかりは仕方がない。

かくなるうえは、奥の手だ。


ケチャップと


マヨネーズを


器の中でまぜあわせ


北極圏にふさわしい


クールなギャグを


とばしてやろう。


「オーロラソース!」


・・・って、


オーロラ1

うおおおおおお!

オーロラやんかーーー!

先輩が指さした夜空に
霧でもない煙でもない、
ふしぎに白っぽい幻がたちあがっていた。
目をこらすとそれは淡い緑色をしていた。
儚いくらい薄かった。

神様が、星くずを焚いた煙のようだった。

オーロラ2

天にもとどかず。
地につかず。
曖昧なところでたなびいている。
淡く。
儚い光。
消えそうで消えない、幽玄の炎。
ふしぎな幻は、ゆっくり形を変えながら、ゆらゆらと揺れていた。

期待したほどダイナミックではない。
カーテンと呼ぶには淡すぎる。
驚異というには小さすぎる。
感動するには薄すぎる。

けれど嬉しかった。
自分の目で見られたことが
自分たちでオーロラと出会えたことが
何よりも嬉しかった。

オーロラ3

(これで無理矢理「オーロラソース」とか言わずに済むし!)


結局、オーロラに逢えたのはたった一度きりだった。
それでもラッキーだったと思う。

もしも、あのとき
私が「この道から帰ろう」と言わなかったら。
先輩が、ふと空を見上げなかったら。
・・・もしも、ひとりで来ていたら。
あの瞬間はなかっただろうから。

雲の上

楽しい旅行でございました。


フィンランド旅行記はこれにて終了。
次回の旅まで、更新を停止します。

・・・あ、最後に、カメラの話を書いておきます!

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| フィンランド | 21:58 | comments:6 | TOP↑

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チラ見ヘルシンキとフィンランド土産

サーリセルカを3泊で去り、ヘルシンキで最後の1日を過ごす。
たった1日。
実質、半日。
・・・数時間しかない。
昼過ぎにはもう空港に向かわなくちゃいけなかったから。


大きな教会を横目に通りすぎ

教会


凍りついた港もさくさく通りすぎ

凍った港


大通りをずんずん歩いていく。

大通り



観光なんかしてる時間ない!
そんな場合じゃない!

北欧に来たからには
買い物をしなければならない。
これはもう、女の義務ではないだろうか。

私の場合、母と妹から
 「北欧雑貨を買ってくるように」
とオカネを預かってもいたので
どう考えても義務であった。

マーケットとかアウトレットとか
いろいろ行きたいところはあったんだけど
いろいろ行く暇がないから結局デパート一軒で済ませることにした。

デパート

いろいろ買えて大満足。


物価の高い北欧で、「これなら買える」と思ったのがムーミンのクッキー型。
1,5ユーロくらいかな。
誰が誰だかわかりますか?

クッキー型・ミイ ムーミンのクッキー型クッキー型・スナフキン

小学生の姪っ子たちが喜ぶといいな~と思って買ったのだが
あとで母に
 「(姪の住む)オーストラリアではムーミンは流行ってない」
と教えられた。
悲しかった。

マリメッコのキッチン用品だの
イッタラのお皿だの
考えてみれば日本で買えるものもいっぱい買っちゃったんだけど。

いちばんのお気に入りは、ヘルシンキではなく
サーリセルカのカウニスパーの丘の上で買ったものだ。

トナカイハンガー

・・・振り向きトナカイさん。


明日の更新をもって、このブログは再び休眠いたします。

| フィンランド | 14:20 | comments:5 | TOP↑

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サーリセルカ

皆さん、こんにちは。
私たち・・・
これから・・・

銀行、襲います。

銀行、襲います
(Keiko先輩です。)

なんて怪しい防寒服。
今年は暖かいとはいえ、サーリセルカはいちおう北極圏だ。
最高気温で-7℃。
夜には-13℃。
犬ぞりやオーロラ観測のときは防寒服で挑まなくちゃいけない。
スキー服の上に帽子とゴーグル(サングラス)は必携。
顔の下半分を覆う特製マスクを先輩が自作してくれた。
これが完璧で、寒いと感じることは一度もなかった。

サーリセルカの宿は日本人だらけの『トゥントゥリ』。

宿

キレイだよ~!
ホテルだよ~!
ほんとのホテル!
サウナまであるんだよ!
防寒具のレンタルも、犬ぞりツアーも、なんでも揃う!
朝ごはんが豪勢なビュッフェなんだよ!
美味しいんだよ!
普通と言えば普通かもしれへんけど、私的には超超超高級ホテル!

トゥントゥリ



この宿でいちばん印象的なのはトイレだった。
正確には、トイレの看板。
めっちゃ分りやすいねん!
英語がわからない人でも一目瞭然、間違いなし!

「男子トイレ」の具体的な使い方
「男子トイレ」

「女子トイレ」の具体的な使い方
「女子トイレ」


サーリセルカの町はこんな感じ。

メインストリート

・・・真っ白けでよくわからんな。

小さいけど観光でなりたってる町だ。
たくさんのホテル、レストラン、土産物屋、ツアー会社、スーパーマーケットと何でもそろってる。


土産物屋には、犬がいた。
ちっこい犬たちも裸足で平っちゃらだった。

土産もの屋


この町でも美しい夕暮れを見た。

夕暮れ


町中にいた、トナカイさん。

キャプテンonトナカイ


ちょっとキャプテンを乗せてみた。
だいぶ冷たそう。

キャプテンonトナカイ (1)

・・・で、結局オーロラは見れたのかって?
そんなん、最終回のお楽しみに決まってますやん!
フィンランド旅行記もあと2回で終わりです。

| フィンランド | 21:19 | comments:4 | TOP↑

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カウニスパーの丘でそり遊び

サーリセルカ3日目。
雪遊びをする。
生まれも育ちも関西な私が
 「雪遊びなんてこんな時しかできない!」
と言い張ったからだ。

町のスーパーで遊び道具を買った。
薄っぺらいプラスチック板を2枚。

私たちの橇

これ、何だと思いますか?
まな板?
ラケット?

正解は、橇です。
ヒップソリとでもいうのでしょうか。
水色の「まな板」型が私ので
ピンクの「ラケット」が先輩の橇。

本当はもっと大きな橇が欲しかった。
事前に調べたら
 「橇はそのへんにたくさん落ちており、誰が使ってもいい」
とネットに書かれていたし、ホテルの人にも同じことを言われた。
なのにどこにも落ちてない。
 「1ユーロで借りられる」
って噂も聞いたけど見つからない。
だからスーパーでいちばん安い橇を買ったのだ。
4ユーロくらいだったかな。

安物ながらも橇をゲットして向かったのは、カウニスパーの丘。
町からバスで10分ほどのスキー場だ。
ここには『橇専用コース』がある。
全長なんと1200メートル!
長距離を橇で一気にすべり降りていく。

遊んでいるのは、主に子供たちとその親だ。

橇コース

怖いもの知らずの子供たちはとんでもないスピードをだしてくる。
橇というよりボブスレー。
5才で立派な暴走族。
ぶつかる物もないから良いようなものの。

ここで使われている橇は一様にボートみたいな形をしていた。


(参考イメージ。)


それに引きかえ私たちのは、
スーパーで買った薄っぺらい『まな板』と『ラケット』。
なんか恥ずかしい。
しかも、滑らない。
両足で
よいしょ!
よいしょ!
と漕げばなんとか進むが、やたらとくたびれるだけだった。

ところが、後半。
突然。
大きな下りをすべりはじめたとたん、エラいことになってしまった!
私の『まな板』が信じられない勢いで走りだしたのだ。
幼児用の板切れ橇のくせに
 「ぎゃああああ!
  止まらないいいいい!」
ちょっと怖いようなスピードだ。
コケたら骨の1本や2本は折れるかもしれない。
だけど、なんてワクワクする速さだろう!

ゴール地点にネットが張られているのが見えても
橇はまだスピードを上げ続けている。
 「うわあ、突っ込むー!」
両足をふんばってブレーキをかける。
雪煙がもうもうとまいあがり視界を遮った。
体が横倒しになり、そのまま転がるように滑っていった。
ゴール手前でしゃべっていた家族連れがあわてて逃げていき、
私は危機一髪、ネット手前で停止した。

 「うっわ、楽しいーーー!」
起き上がりつつ振り返ったら。
先輩がいない。
どこを見渡してもいない。
・・・しまったー!
置いてきてしもたーーー!
遭難してたらどうしよーー!

それでも、しばらくすると先輩は
ピンクのラケット橇を片手にとぼとぼ歩いて斜面を降りてきた。
あれはもう
 『ゼッタイに滑らない橇』
として受験生に売りだしてもいいかもしれない。


さて、この丘「カウニスパー」には「美しい」という意味がある。

雪景色


この日は晴れて絶好調に美しかった。
青と白のコントラスト。
まぶしい太陽がキラキラ光る。
雪は、巨大な結晶のまま積もっていた。
まるで芝生だ。

雪の芝生みたい


丘の上にはレストランと土産物屋がある。

カウニスパーの小屋


そして、素晴らしい展望がある。

あの向こうに北極が

空が広かった。
叫び出したいくらい空が広かった。
世界が広かった。
雪原のむこうを指した矢印には
 「北極」
って書いてあった。

私たちはふだん、小さな小さな世界で生きている。
小さな小さな世界で働き、眠り、泣いたり笑ったりしながら暮らしている。
そして深呼吸したくなると旅にでる。
大きな空を見るために。
地球の丸さ見るために。
私の部屋は小さいけれど
ほんとうは
大空こそが屋根であり
大地の上で眠っているのだと感じるために。
・・・そしてまた、もとの小さな世界へ帰っていく。
泣いたり笑ったりしながら暮らすために。

雪景色2


その夜、先輩が・・・
職場では、尊敬すべきワザを持ち
誰よりもバリバリ働いてる、かっこいい先輩が
ピンクラケットの橇を振り回しながら
 「コートでは~♪♪」
『エースを狙え』をノリノリで熱唱していたなんて、内緒だ。

| フィンランド | 20:38 | comments:2 | TOP↑

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