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なんか怖い壁画

南米の街にはあっちこっちに絵が描いてある。
大都会ブエノスアイレスでは迫力のあるアートがよく見られた。

art.jpg

だけど、一番インパクトがあったのは、この絵。
ボリビアの田舎、炭鉱の町ポトシで見つけた絵。

ポトシの壁画

添えられている言葉はたぶん

「私のことを考えて
 いつでもずっと考えて
 あなたがもう一度愛してくれたなら・・・」

みたいな感じだと思う。
スペイン語わからん。

わからんけど、このお姉さんはとにかく

ポトシの壁画2

怖いねん。

| ボリビア | 20:29 | comments:4 | TOP↑

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それどころではない観光地

南米ボリビアでナンバーワンの観光名所・ウユニ塩湖。
公共交通機関がないから、塩湖へ行くにはウユニ発の現地ツアーに入るしかないのだが・・・

町と塩湖のあいだにもうひとつ。
観光地がある。
『列車の墓場』だ。

列車の墓場


廃線の果てに、錆びた列車が捨て置かれてる・・・だけ。
ただそれだけ。

機関車、客車、貨物。
どれも鉄サビで真っ茶色。
古いもので、中には19世紀の車両もあるらしい。
まるで幽霊列車だ。

列車の墓場3

たいてい、みんな登る。
屋根を歩いたり。
車両と車両のあいだを行き来したり。
大人のジャングルジムみたいでちょっと楽しい。

列車の墓場1

荒野にのびる廃線。
地の果てのレール。
ここを歩いて「スタンドバイミーごっこ」をやる奴が一人はでてくる。

列車の墓場2

味のある風景だし、それなりにおもしろい。
・・・だけどな。
実際にはな。
それどころじゃないんだ。

ここへ来るのは「ウユニツアー」。
憧れのウユニ塩湖まであと一歩! というところで直前に立ち寄る。
だから、早く塩湖へ行きたくて行きたくて。
前の晩から眠れないほどワクワクしてるのに。
「はい、ここで20分フリータイムね~」
って、早く塩湖行こうよ!
20分て長いんだよ。
10人中9人の観光客は焦れるんじゃないかと思う。

のんびりくつろいでるドライバーを捕まえて
 「Vamos!(行くぞ!)」
を連呼、さっさと立ち去っちゃうグループもありました。

| ボリビア | 11:29 | comments:0 | TOP↑

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ウユニ塩湖で日の丸を振る

 「日本人はどうして国旗を身につけない?」
ときかれたことがある。
インドの旅行代理店の人だった。
 「ぼくは世界中の国旗のコレクションをしている。
 たいていの旅行者は、
 バックパックに国旗を挿したりワッペンを貼ったりして、
 自分の国籍か一目でわかるようにしているから、それをもらうんだ。
 アメリカ、ドイツ、中国、韓国、オーストラリア・・・
 でも日本の旗だけが無い。
 日本人はぜったいに国旗を持ち歩かないからだ。
 国旗は国の誇りだろう?
 どうして日本人は自分の国の旗を誇らないんだ?」

それは複雑な歴史の象徴だからだ。
日の丸と君が代はいつでも論争の的だからだ。
私も国旗を持ち歩いたりしない。
日本で、日の丸を身につけて歩いたりなんかしたら、
ちょっと特殊な団体の人だと思われてしまうだろう。

だけど、一度だけ。
一度だけ日の丸を大きく振ったことがある。
ボリビアのウユニ塩湖でのことだ。

塩湖のホテル前には世界各国の旗が用意され
記念撮影ができるようになっている。
チリ人はチリの
ブラジル人はブラジルの
韓国人は韓国の旗を掲げ
誇らしげに写真を撮っていた。

 「あなたは旗と写真を撮らないの?」

チリ人の友達に声をかけられ
・・・私も撮るか。
と腰をあげた。

だが実際に日の丸を前にすると大きなためらいがあった。
学生時代、先生から、日の丸は罪深いものであり
君が代が鳴っても立たなくてよろしい、歌わなくてよろしいと言われて育ったからだ。

それでもいつだって
オリンピックの表彰台に日の丸がのぼると感動した。
問題を抱えているとはいえ、
日の丸は世界が認めるこの国の旗であり
今のところ日本は他に旗をもっていない。
これが自分の国のマークだということは、
旅をしてみれば、みんな肌身で感じると思う。

友達から手渡された旗は
意外なくらいずっしりと重かった。
私は日本人であり
日の丸は
誇りも涙も、悲しく罪深い歴史の問題もすべてを抱きかかえた象徴だと思った。

それで私は日の丸を振った。

ウユニで日の丸

日本人であることから逃げてはいけない。

| ボリビア | 12:09 | comments(-) | TOP↑

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フラミンゴの朝

年末のあわただしさのなか
バタバタと日常を送っているときに
ふと、思い出した情景がある。

あれはボリビアの高地、アンデス山脈の湖だった。
赤い湖、ラグーナ・コロラダのほとりで一泊した。
空気が薄くて寝にくいといわれる場所ながら、ルームメイトたちはぐっすりと眠りこけ、私だけが早起きをした。
水道は屋外にしかないから顔を洗いに外にでた。

夜のあいだトタン屋根を打ちつづけた雨はあがっていた。
空は重たい雲におおわれている。
風もない。
ずっしりとした朝だ。
私は空をみあげ、夜が小さくなって山のむこうへとしりぞき、
朝がどこからともなくひろがってくるのをながめていた。
荒涼とした世界は無音のヴェールに覆われていた。
これからこの薄膜をやぶって一日が始まるんだ。


ラグーナ・コロラダ

湖は静かだった。
色あせた赤い水が、しん、と凪いでいる。
生まれる前みたいな世界のなかで、動くことができたのは、一群れのフラミンゴだけだった。
フラミンゴはくっきりと一列に連なり、しずしずと浅い湖面を歩いてくる。
なんと美しい一列縦隊だろう。
珊瑚のビーズに糸を通したようだ。
糸を動かすと、珊瑚色のビーズが前のものにくっついていくように
桃色の鳥たちはひとすじの乱れもなくすすんでいった。
やがて先頭のフラミンゴが岸にたどり着くと、びるるる、と鳴いた。
次のもその次のも、到着するとびるるる、びるるる、と鳴いた。
静かな静かな、風よりほかに音のない世界に
フラミンゴの声だけが空にむかって朝を告げていた。

フラミンンゴ2
(昼間はバラけているが夜は一列で寝るらしい。)

なんともいえない光景だった。
ものすごく静かだったことと、ものすごく寒かったことをよく覚えてる。
私がこうやって日々の暮らしを営み、
仕事をし、年末年始の雑事に追われているあいだにも
あの湖ではやっぱりフラミンゴたちがびるるびるると啼いているのだろうか。
そんなことをときどき考える。
日常がどんなに忙しくても、やりきれなくても、閉じ込められても、
私はこの地球上に別の世界があることを、覚えていられる。

| ボリビア | 13:16 | comments:2 | TOP↑

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雨季のウユニ塩湖を目指す人へ

そろそろ12月。
冬の旅行に思いをめぐらせる頃となりました。
そこで今日は、「鏡張りのウユニ塩湖を目指す人へ」です。

ウユニ塩湖の中の宿・プラヤブランカについては以前に書いたとおり(『ウユニ塩湖に潜む現実』)。
この宿に泊まるんだと言ったときに、ある旅人から
 「長靴は必携!」
と教えられた。
夜はものすごく寒くて、水が冷えるから。
長靴がないと居てられないです、と。
さっそくウユニの市場に買いに行くと、
なんと値段が70ボリ(800円くらい)!
町の宿が1泊50ボリくらいなので
ホテル代より高価な長靴ってことになる。
30分くらい粘ったけど絶対にまけてくれなかった。

超高級長靴
(ごく普通のゴム長靴がホテル代より高いってどうなん)

ということで長靴は、
よその町で買ってから持ち込むか
他の旅行者から中古を売ってもらう

ことをオススメします。
ほんとに寒いから必用だとは思います。
日帰りツアーで昼間だけ、の方はビーチサンダルで大丈夫ですが。

塩湖にうつる星空を観たい方は、絶対に2泊以上したほうがいいです。
防寒着もしっかり必用です。
あとはこちらの記事をご覧ください。

雨季のウユニ
(by ViviCam5050)

ウユニ、もう一回行きたい!!!

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過去記事もどうぞ。
ウユニ塩湖への行き方
トイカメラで撮るウユニ塩湖写真
ウユニの夕暮れと日の出 
ウユニ塩湖を文章であらわしてみる

| ボリビア | 13:28 | comments:5 | TOP↑

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