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地球の迷子

Tagトラブル 2/2

原因は、インドのネットカフェだった

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それはインド北部、レーのネットカフェでの出来事。いつも使っているネットカフェがものすごく混んでいたのでその日は別の店・・・宿の隣りのネットカフェに入った。よく空いている店だ。ここは静かでいいなあ、なんて思いながらいつものようにトイデジをUSBケーブルでPCにつないだ、・・・その時!なんか分らん画面が出てきた。見たこともない英語がいっぱい。小窓が開いて 「Yes? NO?」何のこっちゃ?だが、選択するヒマも...

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「爆発するぞー!」

デリー発ダラムサラ行きの長距離バスが煙を吹いたことはリアルタイムでも書いた。車体の下から火の手があがり、ガスの臭いが充満し、みんな走って逃げたのだ。 「爆発するぞ! 逃げろー!」爆発しなかったけど、かなり怖い経験だった。代わりのバスが来るのかと思ったら 「修理できるからこれに乗れ」と言われた。怖かったけど、仕方が無いからそれに乗った。再び動きだしたバスはエアコンは効かなくなっていた。 「エアコン・...

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偽造パスポート疑惑

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ときどき出入国で揉めることがある。イスラム国では女一人旅があんまりメジャーじゃないから 「ちょっとおいで」と小部屋に連れていかれ尋問を受ける、なんて珍しくもない。ニセ日本人疑惑をかけられて 「この日本語を読んでみろ」とか言われることも多い。だがまさか、ヨーロッパでつかまるとは思わなかった。日本人観光客がわんさか往来するローマ空港の、しかも出国である。スタンプをポン!と押して終わりだろうと思っていた...

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インドで騙された話(3)

飛行機で2万円で行けるところを悪いのにひっかかってバスとジープで2万円とられてしまった私。ぼったくり交渉で負けが決定した直後はさすがにちょっと凹んでた。かなり凹んでた。・・・30分くらい。だけど気がついた。飛行機にしろバスにしろどのみち2万円はかかっちゃうのだ。その2万の中に、すごくエキサイティングな旅路がついていい経験がいっぱいできるんだから、飛行機で一瞬で飛んでしまうよりずっとラッキー!・・・...

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インドで騙された話(2)

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レーに行くため、まずバスでシュリナガルへ行くようにすすめられた時。シュリナガルって聞いたことのない地名だったが 「ダル・レークのあるところだよ」と言われてそっちの名前に惹かれてしまった。ダル・レーク!ものすごく綺麗な湖だと聞いたことがあったからまあ、いいかなって思ってしまったのかもしれない。ものすごく説得力がないけど私はここで声を大にして言いたい。良い子の旅人のみなさんはシュリナガルには行ってはい...

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インドで騙された話(1)

インドは好きだけど、インド人はキライ。そう言ったら、インド好きの子がこう反論した。「デリーはインドじゃありません! デリーのインド人は本当のインド人じゃないんです!」じゃあ何人なんだって話。今日はそのインドじゃないデリーでいい経験させられちゃった話を書こうと思う。(頑張って積んでるなあ・・・)私はレーという町に行きたかった。インド最北部の町。ヒマラヤの山間部にあり冬は雪に閉ざされるから夏にしか入れ...

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最大のハプニング!

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旅では、いろんなことが起こるものだ。象と出くわしたり。男に襲われたり。おいしくないものを口に押し込まれたり。だが、今回の旅で一番 「げっ!!!」となった瞬間はなんといっても、母からのメールを読んだときである。送信者:母件名 :突然ですが本文 :精密検査の結果、来週、手術することになりました。    明日入院。わーん、おかあさーん!なんの病気かも書いていない。心配でしょうがない。が。こともあろうに、...

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危機一髪!

女の一人旅は戦いだ。アラブ世界では特に。セクハラの数が尋常ではない。イスラムの厳しい戒律に押さえ込まれている反動で外国人には何をしてもいいと思っている男が少なくない。そういう連中は「性別:女子」なら容姿・年齢の見境ないのである。観光地ではとくに性犯罪が多い。今回一番ヤバかったのはペトラ遺跡でのことだ。親が心配するから今まで言わないでおいたけどやっぱり書いちゃう。ペトラ遺跡近くの村にたどり着いたのは...

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あーけーてー!

アディスアベバのある夜。マズい晩ご飯を終え、宿へ戻ると・・・鍵が閉まっていた。アディスは治安がよくないのでどの家も、刑務所みたいな塀とバカでかい門に守られている。その門が、押しても引いてもあかないのだ。あれえ。誰もいないのかな?いや、台所の電気は点いている。とりあえずチャイムを押してみた。ピンポーン。・・・返事なし。鉄の門を叩いてみた。ガンガンガン。・・・応答なし。「あーけーてー!」叫んでみた。・...

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ゾウのいる町

ジンバブエで友達ができた。彼の名はジェムソン。電気も水道もない村で生まれ育った地元民だ。ジェムソンの案内でビクトリア瀑布の上流を歩いた。雨季で草木がにょきにょきとのび、ジャングルみたいにしげっている。深い茂みのただなかで先を行くジェムソンの足が止まった。 「ゾウがいる」エレファント、と言われたとき息がとまった。がさり。ごそり。こげ茶色の小山みたいな背中が、ほんの10メートル先で動いていた。私ひとり...

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イタリア男の挨拶

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ローマを去った。たった1泊でローマを去った。理由は、宿が高いから。ごめんなさい。私ヨーロッパをなめてました。エルサレムと同じく、私みたいな半端者が来るべきところではないと感じました。アリヴェデルチ・ローマ。力尽き、ふらふらになって乗り込んだナポリ行きの列車で隣席の男性が陽気に話しかけてきた。 「どこ行くの? ナポリ? 僕もナポリだよ。 ぜひカプリ島へおいでよ。すっごく綺麗だから」車窓を指さして、あ...

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